しなの鉄道のレストラン列車「ろくもん1号」に乗ってきました。
【1】「プリモフィト」の料理に
4月から「ろくもん1号」で出される料理が、レストラン「プリモフィト」の料理に変わりました。
軽井沢駅舎で営業するイタリアンのお店「プリモフィト」の料理になりました。
この3月に、店に直接行って食べたところ、素敵な料理でした↓。
内装も落ち着いて、素敵な時間を過ごせました。
そこで、期待して「ろくもん1号」に乗りに行きました。
「プリモフィト」でランチを取った話はこちら↓
「ろくもん」の食事付きプランは、1週間前までに、しなの鉄道のホームページで申し込めます。
私はクレジットカードで支払いして、その場で完了しました。
【2】駅舎で受付&コーヒー
しなの鉄道の軽井沢駅舎に入ります。もともと趣のある建物です。
(2019年11月撮影↓)
受付で、ドリンク引換券をいただきました。
受付のすぐ隣の「プリモフィト」で引き換えます。
これから食事を提供してくれるレストランに1歩入って、内装をチラッと見て飲み物をいただきます。
私はコーヒーをいただきました。
紙コップ入りで、ミルクと砂糖の有無を伝えると、ミルクと砂糖を入れた状態で持ってきてくれます。
店の前に椅子とテーブルがあり、ここで飲むこともできます。
ただ、7人くらいのスペースしかありません。そして大半の方は、短時間で乗りに行きます。
ですから、荷物の多い旅行者がコーヒーにミルクを入れる手間を省くため、はじめから入れてくれるのは現実的対応です。
【3】ウェルカムドリンク
4月から、ウェルカムドリンクのサービスが変わりました。
今までは、「小さい果汁3本セット」「日本酒」「スパークリングワイン」「ビール2本セット」などから1つ選択でした。
今回は2つから選択となります。
「白ワイン」・・・ソーヴィニョンブラン2019
「りんごジュース」・・・ヴィラデストの100%果汁
私はワインを選びました。
ビール2本が選べなくなったのは残念ですが、多客期は届くまでに時間がかかりました。
すぐパッと乾杯できる点は、良くなりました。
【4】前菜5種
プリモフィトの料理は、店舗で食べた際にも感じましたが、前菜がしっかりしている点です。
前菜が届いて、フタを開けました。
どう見ても「メインディッシュ・前半」という印象です。
地元の食材を使った料理です。
非常に手が込んだ繊細な料理です。
地元の食材ですから、今までの別の業者と「信州サーモン」など共通の食材があります。
メニューを載せておきます。メニューは季節に合わせて変わりますのでご注意ください。
【5】魚・肉料理
そして、メインの料理とも言える魚と肉の料理です。
魚料理は、シナノユキマスのソテーです。
肉料理は、信州プレミアム牛のローストです。
これは非常に美味です。
肉・魚ともにすごく美味しかったです。
【6】パン&スープ
前菜の次に、パンが来ました。
上田市産の小麦、そして地元の味噌を使ったパンです。
パンが手もとに来ると、味噌の香りがしてきました。
スープは、軽井沢産かぶのムースと、そら豆のポタージュスープです。
こちらも、地元産ですね。
【7】ドルチェとコーヒー
そのあとは、ドルチェとコーヒーです。
信州林檎のキャラメリゼと、軽井沢産さつまいものスイートポテトのタルトです。
特にタルトは美味いと感じました。
最後にホットコーヒーです。
【8】ごちそうさま~感想
今までもレベルの高い料理が「ろくもん」では出されてきましたが、一層磨かれたと思います。
強いて辛口の批評を言えば、
(1)前菜が充実だけど
前菜の5種類は、実に充実していて素晴らしいです。
ただ、肉と魚は美味しいものの量が少ないんです。
前菜が凄いだけに、次も期待しすぎちゃうんですね。
(2)ボリュームが少なめ
食事の量が少ないのは事実です。
歳を重ねた老夫婦が比較的多い客層ですから、そちらに合わせたのでしたら理解できます。
ただ、量が少ないという人のために「パンをもう1つサービス」とか、1個300円で腹の足しになる「どら焼き」などの追加ができるようにできれば、ありがたいです。
【9】いつもの光景
料理以外の光景も、いくつか追加します。
↑軽井沢では、ほら貝が吹かれます。
10時過ぎなのに霧が出ているのは、標高が高いだけあります。
↑浅間山は見えません。また次回に期待します。
↑小諸の停車場ガーデン付近です。桜が綺麗でした。
↑この日も、田中保育園からお手振りがありました。
これがあるから、日曜でなくて、金曜か月曜に乗りたくなります。
「ろくもん1号」の私の席の近くに、偶然この私のブログを読んでくれているフォロワーさんが座っていました。ホントにありがたく感じた次第です。