ストーブ列車を2往復《津軽鉄道》 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

まずは告知から

NHK「ドキュメント72時間」に津軽鉄道が!

3月18日(金)の22時45分から、冬の津軽鉄道が番組の舞台となります。

 

 

でもって、先日津軽鉄道のストーブ列車に乗ってきました。

NHKのロケは既に終了していて、収録とは無関係な3月上旬に行きました。

今回は2往復して、満喫しました。

 

【1】五所川原から乗車

新幹線を新青森で降り、川部乗り換えで五能線に乗車。

五能線の新型車両に乗り、五所川原駅に着きました。

駅名の表示は「ごしょわら」となっているのが混在していました。

3月になっても、雪はまだ解けていません。

五所川原の街中には、雪が積もっています。

 

【2】切符を買って乗車

津軽鉄道の五所川原駅の待合室には、売店があります。

お土産物も売っていますが、「車内販売命」の私は、今回は買いません。

購入した切符は、こちらです。

2往復する予定でしたので、1日乗車券にしました。

 

【3】レトロな車両

ストーブ列車に使われる客車は、昭和20年代に作られた古い車両です。

ただ、手入れはしっかりできています。

ストーブは1両に2か所あります。

ストーブ前は特等席・・・かと思えますが、3月だと暑すぎるかもしれません。

車掌さんが石炭を入れる場面は、シャッターチャンスになります。

 

【4】ストーブ列車1本目

津軽五所川原11:50発→芦野公園12:23着

ストーブ列車に入ると、手指消毒の機器が目に入ります。

レトロの車両には似合わないかもしれませんが、こういうご時世ですから仕方ないです。

私は1番乗りして、アテンダントさんに「また乗りに来ました」と挨拶して席に着きました。

するとすぐ、ワゴンがやってきました。サービス精神旺盛です。

買ったのは、定番の商品です。

日本酒350円と、スルメ500円です。

スルメは石炭ストーブで焼いてもらいました。

実は日本酒も、スルメも本当はたいして好きではないんだけど、ここに来たら買いたくなるんです。

 

【5】駅舎で昼食

昼食は、芦野公園駅の「駅舎」で食べることにしました。

私はホームで降りて、走りゆく列車の中のアテンダントさんに大きな「手」を振りました。

すると周囲の乗客の皆さんからも、手を振り返してもらえました。

こういうの、良いねえ。

「駅舎」では、ナポリタン770円を頼みました。別にコーヒーも注文。

以前に「駅舎」でカレーを食べた話はこちら↓

 

 

【6】斜陽館を見学

芦野公園駅から、太宰治の生家で展示施設となっている「斜陽館」まで歩きました。

新型コロナの影響で閉鎖されていましたが、前日から再開されたとのことです。

道路は除雪されていましたが、小学校の近くでも雪が積もっています。

夜間は非常に歩きにくいでしょう。

 

【7】ストーブ列車2本目

金木発13:56→津軽五所川原14:22着

斜陽館から金木駅まで歩き、再びストーブ列車に乗ります。

金木駅では、タブレット交換が見られます。

車内販売では、りんごのお菓子を買って食べました。

途中、香取慎吾が塗った「しんご列車」を横目に走ります。

津軽五所川原駅では、ラッセル車がいました。

雪国ですからラッセル車は必要ですね。

 

【8】ストーブ列車3本目

津軽五所川原14:48発→津軽中里15:33着

団体客も乗り込み、この日で一番にぎわっていた列車です。

アテンダントさんが石炭クッキーの宣伝をする際に、「マツコの知らない世界でも紹介された石炭クッキー」とPRしたものですから、私も関係者?としてPRのお手伝いを。

乗客が多かったためか、車掌さんがグッズを売りに来ました。

私は手ぬぐいを買いました。

広げると、津軽鉄道の名所の紹介が入った手ぬぐいです。

面白いですね。

車窓の風景は、真っ白の雪景色です。

単調かもしれませんが、趣があります。

金木駅で、大半の人がおりました。

あれ?津軽中里まで乗る乗客は、私だけ。

ストーブ列車1両貸し切り実現です。

ラッキー!

 
【9】津軽中里駅
津軽中里駅では21分で折り返しです。
駅の直前の踏切が、レトロな音の踏切ですので、動画にとりました。↓

 
津軽中里駅から徒歩1分、ねぶた展示場があります。
外からも見えました。
 

【10】ストーブ列車4本目

津軽中里15:54発→津軽五所川原16:38着

話題の石炭クッキーを購入。

リンゴジュースも一緒に買って食べました。

豪華な観光列車も良いけど、乗客との距離が近い素朴な列車も素敵です。

現在は外国からの乗客は皆無で、団体客も少なく、経営的にもキツイはずです。

津軽鉄道、頑張れ!

 

今までの津軽鉄道の話はこちら↓