3回目の「ことこと列車」後半~《おもてなし》 | 車内販売でございます。

車内販売でございます。

車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

平成筑豊鉄道の「ことこと列車」、前半に続き、後半の話です。

 

【1】直方駅発車の際のライト

直方駅から「ことこと列車」は発車します。

ホームに停車中は、記念撮影ボードも置いてあります。

直方駅の線路は、行き止まり状態ですから、《入線した方向に折り返す》形になります。

通常、折り返すときは、到着してすぐ、反対方向に発車できるようにします。

すると、乗客が列車の前で記念撮影をする時には、列車後方の「赤ランプ」になってしまいます。

一般の人は気にしないのでしょうが、一部の鉄道ファンは赤ランプだとカッコよくないと感じる人もいそうです。

そこで、素敵な写真を撮ってもらうため、運転士さんは発車ギリギリまで赤ランプの切り替えをしないのです。

マニアの気持ちがよく分かってます。

 

 

【2】子どもの絵

この日の「ことこと列車」には、子どもが描いた絵が飾られていました。

何人かが描いた絵を交代で飾るようです。

描いた子どもや家族は、列車に手を振りたくなりそうです。

 

 

【3】直方駅で22分停車

「ことこと列車」は、発車すると田川伊田駅まで往復して、一旦直方駅に戻ります。

そこで22分停車します。

この時間で、駅前の和菓子店に行くことができます。

路に迷ったり、乗り遅たりするのを防ぐため、アテンダントさんが案内してくれました。

着いたのは、駅から3分ほどの成金饅頭のお店です。

私も2つ購入しました。

直方の有名な食べ物だそうです。

 

直方駅のホームでは、てぬぐいの販売がありました。

きれいな手ぬぐい、今回も買いました。

ホームでの販売、買いたくなるんです。

最初の直方発車時には、ホームから3人の人がお手振りしていただきました。

1人はこの「車内販売でございます。」のフォロワーさんでコメントもいただきました。

親子連れの方からは私のツイッターをご覧いただき、コメントちょうだいしました。

さらに私の近くの乗客の方から「マツコの知らない世界、見ました」と反応いただき、遠方の乗り鉄でも温かい気持ちでした。

 

 

【4】金田駅

途中の金田駅で12分停車します。

鉄印の自動販売機がありました。これなら遅い時間帯でも、鉄印がゲットできます。

 

駅前には、郵便ポストがあります。

「ことこと列車」仕様のポストです。

アテンダントさんにシャッターを押していただきました。

この駅でスタッフは、温かい料理を運びます。

もちろん、トイレタイムにもなるのです。

 

 

【5】田川伊田マルシェ

田川伊田駅のホームでは、地元特産品のマルシェを開催していました。

鉄道グッズもあります。

 

ちくまるグッズもあります。

私はミニトマトを250円で買いました。

みずみずしい食感です。

ただ・・・今回は購入する人は、ゼロに近かったのです。あれ~っ。

アテンダントさんが、鉄道マニア向けの記念撮影ボード(?)を持ってきました。

撮らせてもらいました。

 

 

【6】油須原駅

油須原(ゆすばる)駅に着きました。手を振って出迎えているのは、平成筑豊鉄道の社長さんです。

駅舎の中には、タブレットの設備もあって、見学ができます。

非鉄の観光客も、興味を示していました。

反対側からの気動車を待って、運転再開です。

タブレットを高速走行しながら受け取る設備は、現在は使われていません。

 

 

【7】令和コスタ行橋駅

商業施設「コスタ行橋」の近くにできた駅です。

令和になってから開業したため「令和」を頭につけて「令和コスタ行橋」となりました。

木材を多用した水戸岡デザインの駅です。

停車しないので、何枚も写真は撮れませんでした。

 

 

【8】沿線の風景

ああ「ことこと列車」が走る沿線は、驚愕する絶景が見られるというわけではありません。

とはいえ、のどかな田園風景が広がります。

この風景を眺めていたら、車内では聞き覚えのあるBGMが。

何かと思ったら、山崎ハコの「織江の唄」がBGMでした。

知る人ぞ知る地元の曲ですね。

 


【9】崎山八幡神社

列車は、みやこ町にある崎山八幡神社を横切ります。

神社に参拝するには、平成筑豊鉄道の線路を渡らなくてはいけません。

ただ、踏切らしき設備はありません。

一部で有名なポイントになっています。

 

 

【10】車内販売

終点の行橋駅が近くなると、お土産の車内販売が回ってきます。

カゴに品物が入っています。

今回買った品です。弁当を包むのにも使えますし、ハンカチにもなります。

かわいいデザインですね。

全員に配られた「マスクケース」も、同じ柄です。

 

 

【11】お手振り

直方駅をはじめ、何か所かでお手振りがありました。

九州菊の酒蔵からのお手振り、今回もありました。嬉しいです。

 

 

【12】まとめ

今回も満足度が高かったです。

1回目に乗った時は、独特の創作料理に「驚き&感動」しましたが、3回目の今回は「安定&満足」という印象です。

驚きは少なくなりましたが、定評ある料理が今回も味わえたという安定感がありました。

そして、素敵な接客応対は、ますます磨かれています。

普通のアテンダントを1流に育て上げるノウハウがありそうです。

 

17800円ですから安いとは言えませんが、値段に見合うだけの満足感があります。

また乗りに行きます。

 

「ことこと列車」の今までの記事はこちら↓