首都圏を走る普通列車グリーン車では、車内販売が行われています。
東海道線、高崎線、宇都宮線、横須賀線、総武快速線、常磐線では、10~15両編成のうち2両がグリーン車です。
そのグリーン車では、車内販売が実施されています。
2階建て車両ということもあって、ワゴンは使えません。
小さなカゴに、お茶・ビール・ワッフルなどを詰め込む形になります。
(写真は2018年2月撮影↑)
飲み物だけで、ビール、チューハイ、ハイボール、ミネラルウォーター、コーヒー微糖、コーヒーブラック、お茶、ジュース(ネクター)と8種類以上ありますから、同じ飲み物を何本もカゴに入れるのは困難です。
カゴにない品物は、準備室にとりに戻ることになります。
ですから、重いのですが、カゴにできるだけ多く品物を入れるアテンダントが目立ちます。
すると、品物がつぶれてしまうリスクがあります。
ワッフルなどの食べ物が押しつぶされてしまうのです。
紙の箱に入っていたお菓子「トッポ」も、押されて中身の一部が折れていたことがあるようです。
その「つぶれ防止対策」の1つを、何度か見かけました。
お菓子「トッポ」の箱がつぶれないように、箱で守っていたのです。
先週は、写真のような「透明のビニール」の箱を利用していました。
パッと見たところ、透明のビニールの箱を活用したようにも見えました。
実物ではありませんが、写真は私が100均の箱を活用して作った箱です。
その前に見かけた時は、丈夫な厚紙か木材のような箱で作られていました。
この時は新人アテンダントさんでしたから、材質を尋ねるマニアックな質問、ならびに写真撮らせてくださいと頼むのは自粛しました。どう見ても怪しいマニアに見えますからねぇ。
この「トッポを保護する箱」を使用していたのは、総武線のアテンダントさんの一部です。
総武線のグリーンアテンダントは、以前からスゴい技と心構えを持ったアテンダントが目立ちました。
以前は割れやすい煎餅を販売していた際は、気泡緩衝材(通称プチプチ)で保護しながら、カゴに乗せていた凄腕アテンダントさんがいました。
これも写真はないので、同じプチプチで包まれたジャムのビンの写真↓
まだ組織的というより、一部のアテンダントさんの独自の取り組みのような気がします。
品物をつぶして客にガッカリさせたくないという思いが、よく伝わってきます。
こういう取り組み、素敵です。
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