JR四国の予土線には、個性豊かな気動車が走っています。
この7月22日からは、新たに「ウルトラマン」たちがラッピングされた「ウルトラトレイン号」が運転されています。
そもそも予土線は、本数の少ないローカル線。
基本的に1両だけの気動車で運転されます。
1本逃すと、次は2時間後だったりします。
赤字路線で廃線の噂もささやかれている反面、予土線を活性化させようとする動きも盛んです。
その1つが「ウルトラトレイン号」です。
沿線のフィギァの会社・海洋堂が「海洋堂ウルトラマンフィギァ展」を開催することになり、その宣伝もかねてラッピング列車を走らせることになったのです。
■カッコいいラッピング
車体は赤を基調にして、一部が白になっています。
側面には、歴代のウルトラマンたちが描かれています。
ウルトラセブン、エースやタロウは子供の頃見ましたから、懐かしいです。
でも、最近は一気に増えたみたいで、何だか分かりません。
こちらの↓ウルトラマンは「ウルトラマンティガ」かな?
宇和島駅から乗りましたが、乗客は約30人。
1駅だけ乗った親子連れは立っていましたが、全員座れる程度でした。
半分近くが、ラッピング車両にわざわざ乗りに来た地元の親子連れです。
松丸駅を過ぎると、約10人に減り、ゆったりと乗ることができました。
■車内は一般の座席
車両のラッピングは、非常に目をひきます。
ですが、車内は普通の気動車です。
ウルトラマンの広告や、豆知識を説明するポスターでも取り付けたら、雰囲気でそうなんですけど。
車内にトイレはありませんので要注意です。
江川崎駅での停車時間が4分で、男ならトイレにギリギリ行けるかなというところです。
■乗車に行列
宇和島発12:18ですが、改札に入れるのは12:00でした。
それまで改札前で待ちました。
宇和島駅から乗りましたが、乗客は約30人。
1駅だけ乗った親子連れは立っていましたが、全員座れる程度でした。
半分近くが、ラッピング車両にわざわざ乗りに来た地元の親子連れです。
松丸駅を過ぎると、約10人に減り、ゆったりと乗ることができました。
■自然豊かな路線
予土線は自然豊かな地域を走ります。
宇和島を出てしばらくすると、草木が生い茂った区間です。
高知県内では四万十川の近くを走ります。
沈下橋が見えると、来たなあ~と感じます。
■他の予土線の車両
「ウルトラトレイン号」以外にも、独特の列車が走っています。
★新幹線の形をした「鉄道ホビートレイン」
四国にも新幹線があるんです。今回は近永駅で、すれ違いました。
0系新幹線の座席も設置してあります。
★風を感じられるトロッコ車両「しまんトロッコ」
土佐大正駅ですれ違いました。
この他、鬼列車、カッパうようよ号もあります。
予土線の車両についての以前の記事です↓
■乗車できたのは
今回「ウルトラトレイン号」に乗車しましたが、車内販売が無い列車ですから、基本的にあまり興味はありませんでした。
乗車できたのは、2つの観光列車に乗るために必須だったからです。
「伊予灘ものがたり・大洲編」を、伊予大洲で10:27に着きます。
ここから宇和島経由で予土線に乗れば、「志国土佐時代の夜明けのものがたり」に乗れるのです。
予土線経由で強引に乗るか迷いましたが、最後の一押しに「ウルトラトレイン号」がなったかなと思います。