長良川鉄道の観光列車「ながら」に乗ってきました。
乗った時期は、東海道新幹線に乗り放題ができた6月上旬です。
【1】「ながら」とは
長良川鉄道は、岐阜県を走る第三セクターです。
高山線の美濃太田駅から、関駅、郡上八幡駅を通って北濃駅まで走る路線です。
この長良川鉄道の観光列車が「ながら」です。
食事やスイーツが楽しめる予約制の「ながら」が運転されています。
【2】赤い水戸岡車両
「ながら」に、美濃太田駅から乗り込みます。
美濃太田駅から「ながら」に乗り込みます。
ホームには、独特の赤い椅子が設置されています。
ホームから乗り込む場所には、赤いじゅうたんが敷かれています。
「ろくもん」など他の観光列車でも利用されている赤じゅうたんです。
【3】3両の「ながら」
「ながら」は3両作られています。
今回乗ったのは「1号車・森」車両で、隣に「2号車・鮎」車両も連結されていました。
★1号車「森」
主に食事つきの乗客が利用する車両だそうです。
車両には「ながら★もり」と描かれています。
★2号車「鮎(あゆ)」
3両とも外観はほぼ同じです。車内販売のカウンターがある車両です。
「鮎」のロゴの左半分が魚になっています。
★3号車「川風」
途中駅に停車していました。この日は走らないようです。
3号車「川風」は、他の2両より新しい車両で、前回乗った際にはありませんでした。
【4】水戸岡座席
座席は、典型的な水戸岡車両です。
2人用テーブル席の前には、白いカーテンが取り付けられています。
何か高級感が感じられます。
座席によって色が微妙に異なるのは、「富士山ビュー特急」や「ろくもん」と共通です。
折り畳み式のテーブルもあります。
窓の方を向いたカウンター席も用意されています。
窓枠は、京都タンゴ鉄道「くろまつ」に近いですね。
ソファー席は、食事はしにくいものの、ゆったりとくつろげそうです。
普通列車として利用することも想定しているのか、つり革がついています。
【5】車内設備
刃物のまち「関市」を通る路線ですから、様々な製品が飾られています。
車内販売のカウンターです。
刃物製品も車内販売されています。
地元の特産品を紹介するコーナーです。
水戸岡車両では、定番はコーナーになっています。
乗降扉の上には、路線図があります。
観光列車ですので、消毒液と体温測定の機器が用意されています。
観光パンフレットも車内に置かれていますね。
記念撮影用のボードです。
普段はソファー席に置かれていました。
【6】沿線の景色
長良川沿いの景色が楽しめるのも、魅力です。
窓枠が、風景をより引き立てるように感じます。
風流です。
何度も長良川にかかる橋を渡ります。
架線がないのも、自然を感じやすくなっている気がします。
【7】大矢駅でトイレ停車
観光列車「ながら」は、車内にトイレがありません。
そのため途中の大矢駅で、トイレ休憩です。
停車時間に飽きないように、記念撮影ボードで記念撮影ができます。
帽子も用意してあります。
【8】ふるさと鉄道館
大矢駅で停車するもう1つのメリットは、「ふるさと鉄道館」があることです。
中には、昔の鉄道関係の品が並んでいます。
利用されていたタブレットですね。
長良川鉄道は、昔は越美南線でした。
その頃の紹介です。
「食事」や「車内販売」など続きは、近いうちに。