JR東日本の飯山線を走る「おいこっと」に、久々に乗りました。
飯山駅では、マルシェで買い物をしました。
今回は「おいこっと」に乗って、マルシェで買い物をした話。
【1】「おいこっと」とは?
「おいこっと」は、飯山線を走る観光列車です。
長野駅から、一部しなの鉄道経由で、飯山を通り、十日町まで走ります。
「おいこっと」の綴りは「oykot」です。「tokyo(東京)」を逆にした列車名です。
自然豊かで、のどかな列車を表しています。
「おばあちゃんの家」をイメージしたコンセプトだそうです。
この日は1両編成でしたが、本来は2両編成のディーゼルカーです。
(↑2015年11月撮影)
乗客が少ないこの日は、1両での運転で、クリーム色中心の車両は連結していませんでした。
【2】3種類の座席
「おいこっと」の座席は、3種類あります。
■2人用ボックスシート
2人が向き合うボックスシートです。
テーブルがついていて、横幅もゆったりしています。
リクライニングはしませんが、青春18きっぷに指定券530円を追加しても乗れる快速ですから、問題ないと感じます。
■4人用ボックスシート
まずは、4人用のボックスシート。
リクライニングしませんが、ゆったりしていて、テーブルもあります。
■ロングシート
ロングシートとしても使用できるような造りになっています。
飲み物を置けるテーブルを引き出せます。
なお、JR東日本の指定券券売機では、こちらが座席の位置を指定できて取りやすいです。
結果的にボックスシートが空いている状態でした。
天井には、案内のモニターが取り付けられています。
一般の通勤通学の普通列車としても使えるように、つり革も取り付けられています。
【3】車内販売
北陸新幹線が車内販売停止している4月中旬でしたが、車内販売は実施していました。
アテンダントのおばちゃんから、メニューが配られました。
買ったのは、ホットコーヒーだけです。
車内販売の利用は、抑え気味にしました。
飯山駅のマルシェで何か買う予定だったのに加えて、この日の午後に「ろくもん」に乗るからです。
小さめのワゴンですが、車内販売があるだけでも有難く思います。
【4】おもてなし
「おいこっと」では、おもてなしがあります。
下り長野発に乗ったところ、野沢菜のパックが配られました。
6年前と同様に、野沢菜の配布は有難いです。
一緒に弁当を食べたくなります。
記念撮影のボードも用意してありました。
日付も入るのは、良いですね。
【5】飯山駅マルシェ
飯山駅に「おいこっと」が着きました。
改札を出て10秒の場所に、飯山駅のマルシェで、主に「おいこっと」の観光客向けに特産物を販売していました。
せっかくのマルシェなのに、半分以上の乗客はマルシェに行かないのですから、もったいない。
マスク400円や巾着袋600円。オヤジ世代には縁がないかな。
料理をしない旅行者だから、切り干し大根200円や玉ねぎ100円はパス。
安くて新鮮なんでしょうけど。
おやき、ピザ、バナナボートあたりを買おうかな。
さばごはん、笹ずしもあるぞ。
30年ほど前に飯山に出かけたときに、お土産として笹ずしをいただいたのを思い出しました。
買ったのは、バナナボート280円と、ピザ150円です。
【6】飯山駅
飯山駅では、「おいこっと」の乗客のための案内がありました。
ここまで分かりやすく表示されているのは素敵です。
顔出しパネルもありました。基本的なデザインです。
かわいい模型も置いてありました。
だるまストーブも展示されていました。
飯山駅で「おいこっと」を見送りました。
誰も手を振り返してくれなかったのはガッカリですか、まあ勝手に振っているのですから気にしません。
そのあと新幹線に乗り、しなの鉄道「ろくもん」に乗りに行きました。
2015年に「おいこっと」に乗った話はこちら↓
現在は多くの路線で、車内販売が停止しています。
これで約1か月、車内販売を利用していません。
禁断症状が出はじめました。
6月初めに、東海道新幹線に乗って車内販売を多数利用する予定です。