JR九州の特急「36ぷらす3」。
大きな魅力のひとつは、ビュッフェです。
前回は車両に続き、今回はビュッフェと車内販売の話。
【1】787系のビュッフェとは
1992年に787系「つばめ」がデビューした際は、ビュッフェが営業していました。
電子レンジを使ったとはいえ、温かい「チャオ」と呼ばれたチャーハンを頼んだ食べたものです。
基本的には自分の座席に戻って食べるのですが、ビュッフェの隣に注文したものを食べる席が用意してあった列車もあったと記憶しています。
食堂車・ビュッフェに続いて車内販売も衰退する現在、30年近く前に利用したビュッフェで食事を楽しめるのは、本当に懐かしいものです。
上の写真は、3号車ビュッフェです。
左の半分がビュッフェで、右半分が個室です。
【2】3号車・ビュッフェのカウンター
不覚にも、ビュッフェの販売カウンターを撮り忘れてしまいました。
アテンダントさんは、カウンターの中で近くの客の方を向いて、常にすぐ応対できるようにしていました。
アテンダントさんがファインダーに入るのもどうかと思い、「あとで席を外した時に撮ろう」と思っているうちに撮る機会が無くなってしまいました。
カウンターの反対側は、こうなっています。
冷たい飲み物は、乗客が冷蔵庫から取り出して、会計することになっています。
グッズの一部は、カウンターに見本が置かれています。
実物を見ながら、買うかどうか決めることができます。
日本酒飲み比べセットです。
やはりビンを見て決められるのは良いですね。
日本酒は、地元の飲み比べセットは頼みたくなります。
左は煎茶パック、右はイワシです。↑
お茶は静岡や京都の宇治茶も有名ですが、九州も生産多いです。
2019年版の資料ですと鹿児島県は2位・宮崎県は4位の生産量です。
(仕事で中学受験指導をしているもので、つい書きたくなるもので)
あまおうポン菓子690円、美味そうです。
水戸岡グッズ、大川組子25000円はさすがに高価です。
【3】カレーライスを注文
私は5号車のグリーン席の乗車で、食事はついていません。
そこでまず、温かい食べ物を頼むことにしました。
「五島手延べ「七椿」ミニうどん」450円もありましたが、カレーにしました。
36ぷらす3オリジナル黒い鶏カレー750円です。
あつあつ状態でした。
席に着いて開けたら、フタを空けたらカレーの美味しい香りが拡がりました。
良い匂いなのですが、4号車マルチカーで食べはじめて少し冷めてから、5号車に移りました。
車内で食べる品としては、本当に上出来の味です。
車内でのカレーは、スーパービュー踊り子グリーン車と青い交響曲以来です。
同時に「九州クラフト日向夏」ビールも購入しました。
地元のビールは、旅の気分を味わえます。
【4】カゴで車内販売
しばらくすると、カゴを持って車内販売が回ってきました。
土曜日の宮崎空港から別府の運行は、「緑色」のカラーがつけられていいて、緑にちなんだ飲み物「スコール」が載っています。
ビールもありますね。
私が買ったのは、地元の飲み物「平兵衛酢ドリンク」150円です。
地元の缶ジュースが150円なら、高いとは感じません。
スライスされたボロニアソーセージ「コッホサラミ」440円も買いました。
先ほど買ったビールのつまみです。
【5】ホットコーヒー
ホットコーヒーも販売していました。
代金を払ってカップを貰い、コーヒーマシーンを使って注ぐ形式です。
一緒に食べたのは、停車駅で積み込んだ「生どら焼き」です。
どら焼きなら、酒でなくて、お茶かコーヒーでしょ。
ドラヤキ積み込みの話は、のちほど。
【6】アイス
ぎょくとうハニーローザアイスクリーム390円です。
やはり最後に買いたくなりました。
甘くて美味しいアイスですね。
九州熊本のアイスなのは、気分良いです。
【参考】車内販売メニュー・・・2021年4月はじめ
スーパードライ290円、ホットコーヒー300円なら、一般の車内販売レベルの価格です。
お茶、お酒、種類が多く選べるのが良いですね。
本当はオムライスを食べたかったですが、土曜日は無いんです。
ビュッフェの販売カウンターの写真が気になる方は、
はやぶさこまちさんのこちらの記事に載っています↓
駅でのおもてなし、接客などについては次回。