《藍よしのがわトロッコ》車内販売&おもてなし | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

JR四国の徳島線を走る観光列車「藍よしのがわトロッコ」に乗った話。

今回は、実施されている「車内販売」「おもてなし」などの話。

 

車輛の話は、前回の記事をご覧ください↓

 

【1】高校生のクッキー

車内販売で私が「目玉」だと思っていたのは、地元高校生が作ったクッキーです。

徳島県立城西高校の生徒が作ったクッキーが販売されていました。

城西高校には、食品科学科があって、食品製造をする実習もあるとのことです。

高校生の活動を、昔私は研究していたこともあり、こういうの興味あるんです。

「カカオクッキー」と「プレーンクッキー」があって、どちらも150円です。

人気の品らしく、前日はすぐ売り切れたそうです。そのため「先に写真だけ」撮らせてもらいました。

この日は品を多く用意してくれたようですが。

高校が作る品は、変な添加物は基本的に入っていないので、安心して食べられます。

 

【2】車内販売で買った品

プレーンクッキー150円の他にも、購入しました。

だって車内販売を利用するために、徳島に来たのですから。

買った品、まずはホットコーヒー300円です。

あらかじめ作っておくのではなく、その場でいれるため少し時間がかかりました。

 

そして、「どら焼き」200円(左)、「鳴門金時芋きんつば」500円(中)です↑。

「鳴門金時芋きんつば」は、列車名「藍よしのがわトロッコ」と入っています。

お土産に良いですね。

 

メニューはこちらです。

グッズも販売しています。

車内販売員さんが控えていたのは、リクライニングシートの座席です。

4人分の席に品物の段ボールやホットコーヒーやお釣りの箱を置くわけです。

場所的に使いにくい面があります。座席を2席外すだけで、ずいぶん便利になるのですけどね。

再開2日目でまだ慣れない面もありましたが、大きな問題なく販売できていたと思います。

 

【3】「阿波尾鶏トロッコ弁当」

弁当の販売も行われています。ただし予約制です。

午前中の下り徳島発「さとめぐみの風」では、原則4日前までに電話で予約すれば買うことができます。

「阿波尾鶏」は「あわおどり」と読みます。

1300円ですが、それに見合った中身だと思います。

実に美味しい弁当でした。

半分くらいの方が、予約していました。

弁当販売をする貞光駅停車中には、お茶の試飲がありました。

弁当予約の有無とは関係なく、温かいお茶を配布しました。もしよろしければお買い上げくださいという訳です。

貞光駅のホームで、先に私は自動販売機で温かいお茶を買いましたので、そちらを飲みました。

 

【4】午後の「かちどきの風」は回避

午後の下り阿波池田14:33発「かちどきの風」でも弁当を予約できます。

「藍よしのがわ うなぎ弁当」3000円です。「四国まんなか千年ものがたり」でも料理を担当している味庄藤本さんの弁当です。

私はうなぎが好きですので、午後の「うなぎ弁当」を食べようかとも思いました。

ただ、雨が降ったらトロッコはシンドイのです。

この日の徳島の降水確率は、90%か100%でしたが、雨具が必要な状態にはなりませんでした。

ところが天気予報の「雨雲レーダー」を、午前の下り「さとめぐみの風」に乗車中に見たら、こうなっていました。

何と、徳島線沿線だけ雨が降っていません。
午後になって、少し雨雲が移動したら、悲惨な状態になります。
1時間後の予想は、こちらです↓大雨の予報です。
そこで、急きょ予定を変更しました。

午後に「藍よしのがわトロッコ・かちどきの風」の指定券を確保していたのですが、「四国まんなか千年ものがたり・しあわせの郷紀行」に変更しました。

こんなこともあるかなと思って、午後の便の「うなぎ弁当」の予約は回避したのです。

比較的空いていましたので、当日の変更ができたのですけど。

 

【5】乗車記念

記念撮影ボードが用意してありました。

 

もうひとつ、スタンプもあります。

実にシンプルなデザインです。

 

【6】さまざまな「おもてなし」

様々な団体・人からのおもてなしがありました。

■案内パンフ&記念品

ボールペンなどの記念品も入っていました。ラッキー!

 

■ゆるきゃら

徳島のゆるきゃら「すだちくん」が徳島駅のホームで見送りしてくれました。

徳島のすだちは有名で、阿波尾鶏弁当にもすだちが入っていました。

 

■観光案内

地元の方がトロッコに乗務して、景色の案内をしてくれました。

丁寧な案内に感謝です。

次の停車駅と停車時間をボードにして案内。トロッコは音がうるさく、マイクの音が聞こえにくいので良い対策です。

 

■沿線から手振り

地域の住民のみなさんが、手を振ってくれました。

恒例の手振りのようで、運転士は徐行してくれました。

 

■阿波池田ガイド

阿波池田駅到着後に、阿波池田駅周辺の案内をしてくれます。

往復乗る人で、阿波池田で待ち時間がある人には特に最適です。

 

「藍よしのがわトロッコ」は、まだまだ実験という色彩はあると思います。

今までの観光列車も、トロッコを走らせて、観光列車に対する地元の理解を得て、そして「千年」や「夜明け」につながったと思います。この先も期待します。

今度は、午後の「かちとせきの風」に乗って、うなぎ弁当を予約かな。