JR四国の観光列車で「桜の季節」 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

今年は桜の開花が早く、満開に近づきつつあります。

ちょうど私は、3月26~28日に、JR四国の観光列車に乗りに行っていました。

そこで、桜の話だけ、まとめて先にアップします。

 

アングルを決める判断力や、シャッタースピードの調整能力は低いです。

下調べはほとんどせず、車内や駅のホームで撮るわけです。

専門家から見たら足元にも及ばないですが。

 

■志国土佐時代の夜明けのものがたり

上りの「開花の抄」が佐川駅に停まりました。佐川駅にも桜が咲いています。

青空に、桜の花が映えます。

 

仁淀川では列車が徐行します。

そして地元の人が、土手から手を振ってくれるのがよく分かります。

この土手にも桜が咲いています。

 

 

■四国まんなか千年ものがたり

車内から桜が見えます。

「四国まんなか千年ものがたり」は、汚れが無い大きな窓から、景色を眺めることができます。

快適な車両から桜・・・幸せです。

 

■坪尻駅

山奥の秘境駅、坪尻駅に「四国まんなか千年ものがたり」は停まります。

ここでは、見事な色彩の自然を感じることができました。

薄いピンク色の桜が、黄色い菜の花などと一緒に見られて不思議な光景です。

 

■藍よしのがわトロッコ

昨年から走りはじせめた徳島線のトロッコに乗りました。

風を受けて、桜が間近に迫ってくるのは、トロッコの素晴らしさです。

この日のトロッコですが、風は強かったものの、比較的暖かかったです。

終点の阿波池田が近づいた頃には、床に桜の花びらが。

 

■五郎駅

「伊予灘ものがたり」を五郎駅で待ち構えました。

五郎駅にも、桜が咲いています。

桜よりも、子だぬきさんと遊んだのが、より楽しかったけど。

 

■大洲城

「伊予灘ものがたり」が大洲城の前の肱川(ひじかわ)を渡ります。

大洲城の桜が、ほぼ満開になっています。

拡大すると、こんな感じです。

多くの観光客が、桜の近くで「旗振り」をしています。

お城と桜、絵になります。

 

■喜多灘駅

伊予市と大洲市の境界にホームがある喜多灘駅。

ここでは普段、境界で停止しますが、ホームには降りられません。

しかし、ホーム付近の桜が見ごろになる「桜編」の時期だけ、数分だけホームに降りられます。

美しい桜です。春が来たなあとつくづく感じます。

私にとっては、喜多灘駅は「伊予灘ものがたり」に乗るなどして、約70回見に来た駅です。

2015年に桜の季節に来たことはありますが、その後の6年間は「桜の木はあるけど桜が咲く光景は見れない」状態でした。

6年ぶりの桜、普段の姿を知っているだけに、感激しました。

満開とは若干ずれていても、これで十分なのです。

 

■減速対応

JR四国の観光列車は、余裕あるダイヤが組んであって、桜の季節には減速して、桜が良く゜眺められるようにしています。

とはいえ、多くが単線区間のJR四国ですから、「計画的に徐行」しなくてはなりません。

 

「四国まんなか千年ものがたり」で、アテンダントさんが次に徐行する区間を知っていました。

その話を聞くと、《凄い!》と思いました。

だって、数日前に普通列車に乗って、ビデオを撮ったそうです。

特に千年ものがたりは、標高差が激しく寒暖差がある区間を走ります。

ビデオをチェックして、満開に近い区間とキロポストを確認します。

そしてその区間の徐行を、運転士にお願いしているそうです。

 

これはアテンダントがJR四国の社員だから可能な対応だと思います。

 

現在の「伊予灘ものがたり」の車両(キハ47)は、今年2021年12月で運行が終わると発表されました。

来年春から185系の3両編成で、更に上質のサービスを目指す方向のようです。

いずれ感じたことをまとめたいと思います。