あずさ46号、信号機故障で長時間抑止。 | 車内販売でございます。

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3/14の23:55追加あり。1:32追加あり。
間違って「下書き」を押してしまったようです。何時間か、この記事を読めなくて失礼しました。
3/15の16:27追加あり。23:20に写真追加など整備。
 
 

中央線の特急「あずさ46号」で、小淵沢から新宿に向かっていました。

甲府駅までは問題なく走ったわのですが、甲府駅でこんなアナウンスが。
『武蔵小金井駅で信号機故障があり、甲府駅で発車を見合わせます。』
 
あとは帰るだけ。新宿駅に19:06着のところ、1時間遅れても、自宅には21:30頃に着きます。
余裕ある気分で、この機会に二つのことを行いました。
 
●信玄餅アイス●
甲府駅で時間があるなら、「信玄餅アイス」です。車内販売では何度も買って食べましたが、車内販売での取り扱いがなくなりました。ホームの売店に歩いて、買いました。
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買ったのは、抹茶味の信玄餅アイスです。
これは初めて食べましたが、美味いです。
 
 
●ドラクエウォークの土産●
実は、甲府駅のホームで、「ドラクエウォーク」の土産をゲットできるのです。
「あずさ」の1分停車だと慌ただしいのですが、この機会にゲットしました。
 
 
■1時間経過■
本来は甲府駅17:36発の「あずさ46号」です。
1時間経ちました。まだ動きません。でも、まだ気分的に余裕がありました。
 
 
■2時間経過■
二時間が過ぎました。アナウンスが全く具体的でなく、若干イライラします。
武蔵小金井駅での信号機故障で復旧作業が難航している、と案内され続けています。
 
 
■3時間経過■
3時間がたって、20:36が過ぎました。
今すぐ動いたとしても、帰宅が23:00過ぎてしまいます。長期戦覚悟かな。
 
 
■4時間経過■
四時間経ちました。まだ動きません。
ホームの自販機で、もう1本ジュースを買いました。
JR東日本アプリで調べたところ、甲府~高尾の上り線に、特急だけで七本停まっています。
駅に停車していたため、ジュースの自販機が使えたのは幸いです。
 
■4時間45分経過■
まだ甲府駅に停車中です。
4時間45分経って、水とパンの配布が始まりました。
私が4時間以上抑止をくらったのは、これで4回目ですが、食品をいただいたのは、初めてです。
駅員さんを怒鳴りつける人は、ほとんどいません。
駅員さんに文句を言う人がいたら、独り言で「仕方ないじゃん」とつぶやく駅員擁護側の人も。
 
 
■5時間経過■
5時間経って22時36分、ホームの電光掲示板が、「準備中」に!
今晩は自宅に帰るの無理だな。
 
 
■6時間2分経過■
6時間2分経ち、ついに運転再開。
武蔵小金井駅の信号を仮復旧させて、通れるようにしたとのこと。
新宿駅着1:00は大きく過ぎるから、自宅には帰れない。
スマートフォンの入力がおかしい。「ら」を押したのに「さ」とか別の文字になる。普段の4倍、入力に時間がかかる。追加の書き込みできないも。
 
■八王子着■
途中で何度か停車、徐行を繰り返し、ちょうど1:30に、八王子駅に到着。
横浜線の接続は無理と放送。
中野や国分寺に行く人のために、快速電車の東京行きが出るようです。
「現在空いている席でも、この先ご乗車のお客様がおみえ、、、」と、ノー天気な自動放送。
 
■新宿駅到着■
午前2時8分に、やっと新宿駅到着。
何と7時間の遅れです。
待機場所としてビニールシートに毛布が敷かれていました。
山手線は内回り外回り共に、接続して運転すると案内。
千葉県民のわたしは帰れないので、「始発電車まで列車内で待たせてもらう」(通称・列車ホテル)ことを考えていました。
ところが、列車ホテルの案内はなく、列車ホテルを利用したいと駅員に尋ねても答えてもらえず「接続駅まで山手線で行ってほしい」と繰り返し案内されました。やむなく2:15発の山手線に乗ることに。
 
 
■接続駅にて■
一番望んでいた新宿駅の「列車ホテル」は使えず、山手線で接続駅まで行きました。
降りた客より、待ち構えていた駅員の方が多い状態でした。
しかし特に何もできないと言われてビックリ。
再度交渉した結果、待合室のプラスチック製ベンチで、始発電車まで2時間近く待つことで話がまとまりました。
ところが、駅のシャッター下ろすことになり、駅から退出を求められました。(改札内の客は私ひとりだけだからか?)
駅側は、なぜか私が住む市の大きなJR駅(私の最寄りのJR駅は別の駅)までの到着地点指定のタクシーチケットをすでに用意していました。気持ちは分かりますが、1時間半ほど私鉄の始発電車を待つの? 現在はファミリーレストラン開いてない時期です。
止むなく深夜、大きな駅から1時間以上歩くことに。
タクシー代なんて要らないから、新宿駅の列車で始発電車まで待ちたかったんですよ。
(ちなみに、いま考えれば最善の手は、2200円を払って甲府から新宿まで高速バスを利用する利用することでした。このため2200円以上かけて帰る気がしなかったもので。割引切符で特急料金の払い戻し無いし)
 
■高尾まで進めないか?■思うこと(1)
今回の遅れは、中央線の武蔵小金井駅での信号機故障が長時間直らなかったのが原因です。
高尾まで出られれば、京王線で都心に向かえます。
私の乗った「あずさ46号」の前に、特急が七本詰まっていて、先に進めなかったのです。
ならば、高尾か八王子で特急の運転を打ち切り、特急車両を豊田の車庫にでも入れて進めれば、後続の特急の乗客も、終電までに帰れたのでは?と思います。
列車の運用に詳しい方、どう思いますか。
 
 
■上層部の指示が酷いのでは?■思うこと(2)
7時間遅れになったこともヒドイのですが、新宿駅到着後の受け入れ体制は、ヒドすぎます。
もし台風なら、風雨が強くなれば、当初の予定を変える必要がありますし、被害は多くの路線で同時多発します。
でも今回は、最初からだと7時間以上、武蔵小金井駅で仮復旧してから測っても1時間以上、対応をとるのに十分な時間がありました。中央線だけなので、運転指令は他の路線のことを考える必要はなく、中央線に集中することができます。
「列車ホテルを準備すると決める」、そして「間もなく新宿駅に着くあずさの車掌に伝える」「新宿駅のホームの放送で案内する」くらいは現場に明確に伝える必要があります。
今思えば、私が聞いた新宿駅の職員が、私が「列車ホテルがあるなら利用したいのですが」と尋ねたら、直接列車ホテルの有無の明確な回答はなく、接続駅まで山手線で、と回答してきました。運転指令など上から情報が降りて来なくては、推測で無責任なことは答えられないでしょう。
山手線の駅まで含めると、100人を軽く超える職員が深夜まで臨時に残業をしていたと推測できます。
新宿駅でまとめて対応した方が、半分の少ない人数で対応できたのでは?と思います。行き場所の無い人を、準備の無いそれぞれの駅の現場で対処させるのは、非合理的だと思うのですが。
現場の職員の方は、親切に対応してくれました。唯一、接続駅の国鉄時代に入社したらしき責任者風ベテラン社員は、駅のシャッターを閉めると毅然と私に伝えてきました。まあ、若手社員でなく自らシンドイ役を担ったのですから、逆に好感を持てますが。