釧網本線を走る期間限定の観光列車「流氷物語号」を乗りに行った話。
前回の続きです。
【1】流氷見えず
釧網本線にはオホーツク海が見える区間があります。
ただし今年の2月下旬は、流氷は沖の方に行ってしまい、見ることができませんでした。
この地域では、冬には船を陸に上げる必要があり、線路からも見えました。
流氷物語1号は、途中の海が見える区間で徐行します。
【2】北浜駅
流氷物語の1号3号は、北浜駅に10分ほど停車します。
オホーツク海がよく見える駅が、北浜駅なのです。
小さな駅舎があります。
その中は、名刺が壁と天井にいっぱい貼られています。
九州の肥薩線の駅でも名刺でいっぱいの駅がありました。
昼間は何時間も列車が走らないダイヤです。
すぐ近くに大きな道もありバスも走っていますので、使い分けが必要でしょう。
駅ノートもあります。
人気の駅なのですね。
実は私は「流氷物語」に乗る前日の夕方に、駅舎の中にある喫茶店で食事をしたいと思って北浜駅に来ました。
でも残念ながら私が滞在した日の15:30~17:00は「CLOSED」でした。利用しようと扉を開けましたが断られました。
日によって営業時間が違うようです。
そこでやむを得ず北浜駅から徒歩3分のセイコーマートで、食べ物を確保しました。
温かいおにぎり、美味かったです。
網走15:10発の4729Dは、一般の気動車1両と「流氷物語車両」2両(うち1両は乗れずに回送扱い)で運転されました。
空いていて、写真撮りやすくてラッキーでした。
【3】北浜駅の展望台
北浜駅には、展望台があります。
高い場所から景色を眺めることができます。
展望台からは、オホーツク海が見渡せます。
少し遠くの知床連山も見ることができます。
「流氷物語」に乗った当日は晴れていましたが、前日に来た際は雲が広がっていました。
近くには交通量がけっこうある道路や、ガソリンスタンド、コンビニもあり、秘境駅という雰囲気はありません。
【4】知床斜里駅
「流氷物語号」の終点が知床斜里駅です。
到着したら、駅員さんが曲を演奏して、乗客を歓迎してくれました。
こけしのような形をした網走の民芸品「二ポポ」も、出迎えてくれました。
車内販売をしてくれたスタッフさんは、折り返しの列車で乗客を迎え入れるために準備です。
手に触れるひじ掛け等を、しっかり消毒する努力には、頭が下がります。感謝。
JR北海道が「北の大地の入場券」を販売しています。見本が飾られていて宣伝です。
私は入場券まで手を広げる暇とカネが無いので集めません。
【5】網走駅
私は網走駅から乗車しました。
網走駅には、今から25年くらい前に、3回来たことがあります。
その後は、カネが無い時期と、休みが取れない時期が続き、久々です。
改札付近は、昔のままという印象です。
顔出しパネルが2つありました。
1つは「網走監獄」です。
もうひとつはカーリングです。
あれ?北見のチームですよね。
駅前には、ルートインと東横インが、そびえ立っています。
私は東横インに泊まりました。
【6】「紫水」車両
JR北海道で観光列車としても使える「紫水」車両が、網走に停まっていました。
紫色で、輝く車体はカッコいいです。
車内はボックスシートですが、ゆったりしています。
花咲線の気動車も来ていました。
流氷物語の前回の記事はこちら↓
このあと、「SL冬の湿原号」に乗りました。
その話は、近いうちに。