福岡県の平成筑後鉄道を走る「ことこと列車」に再び乗ってきました。
乗ったのは8月です。九州に飛び、西鉄レールキッチンと共に、乗車したのです。
もう暖房の季節になりつつありますが、真夏の2回目の乗車をまとめます。
【1】美しい車両
落ちついた赤い色をしている「ことこと列車」、輝いています。カッコ良い!
車内は、水戸岡車両らしい座席です。
床は木目調、天井もキレイです。
車両の様子については、1回目に乗車した際の記事が詳しい↓
【2】新型コロナ対策
前回2020年3月に乗車した際も、新型コロナの影響は出ていました。
運転再開にあたり、更に対策を強化していました。
消毒液をカウンターなどに用意してありました。
スタッフはもちろん、乗客も殺菌をこまめにできる体制になっていました。
「ことこと列車」の車内には、トイレはありません。
でも手を洗えないのはマズイということで、乗客が手を洗える設備を設置しました。
そして、三密を防ぐために、定員を減らしての運行となりました。
そのため、私は1人なのに4人用テーブルを使うことができました。
本来なら広く使えて「ラッキー!(^^♪」なのですが、複雑な想いです。
定員を減らすのは、鉄道会社にとって売り上げ減少となり、痛いのは間違いありません。
ただ、利益が減ったとしても、観光列車を運転しないと、スタッフの気持ちが持たないのでは?と想像します。
(主な観光列車では、唯一まだ運転再開できていない富士急行のアテンダントさん、辛いだろうな)
【3】沿線からの歓迎
ホームからの駅員さんが手を振ってくれるくらいは当たり前となっています。
3月に乗った際にも多くの方が手を振ってくれましたが、今回は通過駅のホームから横断幕を用意しての歓迎です。
私も「伊予灘ものがたり」に手を振ることが多いのですが、こういうの地味な努力が必要なんですよ。
ずっと列車を待ってても、通過するのは15秒くらい。運が悪いと乗客にほとんど気づいてもらえずスルーされる時もあります。
だから、観光客に手を振り返してもらえると、嬉しいんですね。
【4】沿線の風景
「ことこと列車」から、沿線の様子が見えます。
わたしは、変わった点が面白く感じました。
★広いトンネル
単線なのに、トンネルが、やけに広くなっています。
トンネルを建設した昔、将来複線にするときのことを考えたそうです。
結果的に複線にはなりませんでしたが、昔の人は将来を考えて投資したのですね。
車内の丸い灯りが反射しています。心霊写真ではありません。
★タブレット設備
油須原駅では、こんな設備が↑。
タブレットを使用していた時に、使用していた設備です。
走った列車から、丸い金属の輪をひっかけるのですね。
★崖崩れ現場
平成筑豊鉄道では、7月の豪雨で一部区間が被害を受けました。
列車が走れるようにはなっていましたが、まだビニールシートが残っていました。
豪雨による被害が、各地で多発しているのは、辛いです。
こういう募金箱も置かれていました。
【5】マルシェ
田川伊田駅のホームでは、15分停車の間にマルシェが開かれます。
地元の特産物が販売されます。
いろいろ販売しています。
炭坑節エコバッグも販売されています。
何か面白そうです。
私はキャラメルおこしを買いました。
飛行機で来たので、現地で食べられる品を選びました。
バッグに詰めて持ち帰る品は、避けたいのです。
【6】直方駅手ぬぐい販売
今回も手ぬぐいを販売していました。
買ったのは、こちらの手ぬぐいです。すぐ使いました。
【7】直方駅に待合スペース
ことこと列車の始発駅・平成筑豊鉄道の直方駅に、待合スペースができました。
屋根付きのベンチと飲み物の自動販売機があります。近くにトイレもあります。
乗務員の方に「新しく待合室ができました」と案内してくれました。
ブログを書いている鉄道マニアの感覚を、よく理解してもらっています。
食事の話は、また後日。
いやあ、2回目の乗車ですから、前回と同じ記事では面白くない、何か工夫しなくては・・・
こう思って、考えていたら、いつのまにか11月になってしまいました。
こんなわけで、遅くなってしまいました。