新型コロナ後の車内販売と観光列車 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

新型コロナが収束したとは言えませんが、現在は感染拡大は防げている状況です。

6月19日からは、他県への移動が一応『解禁』となり、車内販売の再開、観光列車の運転も増えました。

 

ですが、以前と全く同じように戻る、という訳ではありません。

運転再開後の車内販売、観光列車の変化について、まとめてみました。

 

【1】消毒液の利用

定番となりつつあるのが、アルコール消毒液の利用です。

石鹸でもウィルスを取り除けますが、アルコールなら水道設備が無くても効果的に手を消毒できます。

アルコール除菌に加えて、二酸化塩素で空間除菌をするクレベリンも併用している列車もありました。

私は専門家ではありませんが、気分が違います。(↑雪月花)

(大きさが分かりやすい別の写真に入れ替えました)

 

【2】ビニールの手袋を使用

車内販売員が車内を回る際には、ビニールの手袋を使用することがあります。
ビニールの手袋なら、簡単に着脱できます。

(↑写真は100円均一で買った手元のビニール手袋)

3月に、サフィール踊り子に乗った際に、車内販売員さんがビニール手袋をしていました。

 

【3】マスク&フェイスシールドの着用

現在ではマスクは必須でしょう。

それに加えて、フェイスシールドも併用している観光列車もあります。

ここまで慎重になるのは、大変だと思います。

 

【4】窓を開ける

通勤電車でも、窓の一部を開けて、換気をしています。

写真は西武線ですが、まだ寒い3月でも、窓を少し開けて、外の空気を取り入れていました。

 

【5】商品の一部削減

車内販売で取り扱う商品を減らしている路線があります。

とりわけビール等の「お酒」は、まだ取りやめたままの列車があります。

普通列車グリーン車でも、ビールやチューハイはまだ販売していません。

酒が入ると「大きな声で話がちで飛沫が飛ぶ」からなのか、「自粛が拡がる中、酒を飲むのはまだ早く批判される」からなのかは、何とも言えません。

 

【6】定員を減らす

乗客が座る座席を制限することがあります。

新幹線の指定席なら、5列の指定席のうち、ACE席は販売し、BD席を販売せずに空けておくことがあるそうです。

鉄道会社も重客数を制限するのは辛いと思います。でも3密を防ぐ対策の1つになっています。

 

【7】テーブルの消毒

小田急ロマンスカーで、車内販売が再開されました。

車内販売で品物を頼んだところ、アテンダントさんは、テーブルをアルコールで消毒してくれました。

消毒されたテーブルの上に、飲み物が置かれます。気分的な安心感は大きいです。

 

【8】お釣りはトレーに

小田急では、お金の受け渡しはトレーを使用します。

販売員と客との接触を減らすために、お釣りは手渡しではなく、トレーを使用して渡すのです。

ワゴンには、青いトレーが載っています。

 
【9】検温と問診
観光列車では、検温を実施する列車が多数派と言えます。
当日、非接触体温計で、おでこの温度を測定し、熱が無いか確かめます。
咳がないか等の問診も行います。
もし熱があれば、乗車を遠慮してもらうこともあります。
乗客が1人でも、近くでゴホゴホと咳き込んでいたら、周りの人は不安に思うでしょう。
やむを得ない措置だと思います。
 

【10】イベントの削減

しなの鉄道の観光列車「ろくもん」も、6月22日に運転が再開されました。

でも、一部のイベントがまだ再開されていません。

今までなら、上田駅で兜をかぶり、刀を持って記念撮影していました。

ですが、1つの兜を何人もの人が交代でかぶるのは、どうかと判断されたようで、かぶと・ハッピ・刀はなくなりました。

ボードで記念撮影は可能ですが。

↑写真は、昨年乗車した際のもの。

 

 

丁寧な手順で、感染予防に気を遣っている

アテンダントさん、販売員さんに、拍手~っ!