予想はできていましたが、6月25日~7月2日の「大人の休日倶楽部パス」の発売が中止されると発表がありました。
本当は、4月は「雪月花」、そして運行初日の「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」を予約していましたが、乗れませんでした。
さらに6月末の「大人の休日倶楽部パス」が発売中止、これは仕方ないですね。
これで当分乗り鉄の予定はありません。
7月26日に「伊予灘ものがたり」に乗りに行ければ、有難いんですけど。
それまでは、3月の乗り鉄あと4~5回分、そして今までの乗り鉄のまとめをアップすることにします。
【1】「ことこと列車」とは
「ことこと列車」は、福岡県の第三セクター「平成筑豊鉄道」を走る観光列車です。
2019年3月から走り始め、かなりの人気があり、満席の日が多いです。
さらに仕事の関係で、休みがほとんど取れなかったので、乗りに行ったのは、運転開始から約1年経った2020年3月になりました。
実際、乗りに行って、超感激しました。
【2】鮮やかな赤い車体
「ことこと列車」は、2両編成の気動車です。
鮮やかな赤い車体ですが、デザインはあの水戸岡鋭治氏です。
1年経っても、ピカピカの車体です。
【3】楽しいロゴ
列車名は、3種類で面白く書かれています。
ロゴの中心に、漢字で「事事」です。右は感じの向きが逆になっています。
上の写真の下の方には、ひらがなで「ことこと」と書いていますが、丸い文字でカワイイですね、
【4】座席
「ことこと列車」の座席は、1号車は青、2号車は緑の座席です。
料理を持ったアテンダントが通りますので、通路も広めです。
4人用の席は、4人または3人で利用します。広いテーブルです。
進行方向は途中で入れ替わりますので、左右のどちらが良い席かは何とも言えません。
2人用の席が、こちらです。↑
テーブルには、丸い灯りがあります。
こちら↑の緑の2人用テーブルが、今回の私の席です。
満席続きの人気列車ですが、今回は2人用テーブル席を、1人で利用できました。
2号車には、ソファー席があります。
水戸岡車両で、よく見られる席です。
1人で乗ると、こちらで相席になる可能性大のようです。
隣のソファーとの仕切りに、細かい模様の大川組子細工が使われています。
ロングシート状態ですから、車窓を楽しむのには少し難がありますが、このくらいは許容範囲でしょう。
網棚はありませんが、荷物を入れてイスの下に置く箱が、用意してありました。
【5】車両の内装
天井には、ステンドグラスのような鮮やかな色彩が、中央に並んでいます。
これだけでも、美しい模様になっています。
更に隣の白い部分ですが、よく見ると、模様が違います。
細部まで丁寧に作られているのに気づきました。
こちら↑は、運転席付近の天井です。
様々な模様が並んでいます。
おっ、こちらにも、何種類かのロゴが並んでいます。
床の木材の模様も、美しいですね。
先頭の運転席横には、チューリップが植えられています。
ちなみに、トイレはありません。
【6】カウンターとその周辺
料理を準備する厨房は、このカウンターの中にあります。
黒でまとまっていて、美しく感じます。
そのカウンターの前には、地酒が並んでいます。
こちら↑は、となりの2号車のサービスカウンターです。
アルコール消毒液は、中国語だと「手指酒精消毒液」ですか。
なるほど。
【7】特産物の紹介
水戸岡デザインのでは、おなじみとなる地域の商品の紹介わする棚です。
目を引いたのが、石炭と石灰石です。
石炭は、各テーブルにも置かれています。
福岡で石灰石が採れるとは知りませんでした。山口の秋吉台では取れますが。
ダイヤ羊羹、ばっちゃんカレー。
そして、「ふくちリッチジェラート」です。
こういう車両から車窓を眺めると、更に素敵な光景に見えます。
落ち着きのある素敵な車両です。
食事とおもてなしは、次回の記事へ。