【1】ダイヤ改正
本日3月14日は、ダイヤ改正の日だった。
鉄道ファンなら、どこに出かけるか悩ましい日だろう。
たとえば、
★近鉄｢ひのとり｣運転開始、
★新型車両｢サフィール踊り子｣運転開始、
★常磐線｢ひたち｣が品川～仙台直通運転、
★高輪ゲートウェイ駅開業
【2】富士山ビュー特急が運転再開
その中で、私が向かったのは、鉄道ファンとしては「その他」の少数派に属する場所だった。
富士急行線の｢富士山ビュー特急｣だ。
富士急行｢富士山ビュー特急｣は、豪華な車内が自慢。
車内販売もあり、アテンダントさんの接客水準が高いのは、魅力的だ。
更に都心から近くて、半日あれば行って来ることができるため、私は年に５回くらい乗り鉄に行く。
そんな富士山ビュー特急だが、
この約２カ月間、車両の整備点検のため、運転を停止していたのである。
乗りたくてたまらないから、運転開始日に行こう！と決意したわけけである。
この日は、都心でも雪が舞い散る悪天候だった。富士山の近くだと、当然のことながら寒くて雪が降る。
でも、1番列車に乗るために、出かけたのだった。
【3】高速バスも空いていた
河口湖9:22発の「富士山ビュー特急」に乗るために、東京駅6:50のJR高速バスを利用した。
2000円と安くて、乗り換えなしだから、かなり便利だ。
東京駅から乗り込んだところ、乗客は私ともう一人、計2人だけだ。
まあ、天気の悪い日で、富士急ハイランドも新型コロナで基本的に営業していない状態だから、仕方ないかな。
【4】一番乗り、一応達成！
河口湖駅9:22発の富士山ビュー特急に乗った。
3両編成のうち、指定席車は乗客3人だったが、私が一番乗りした。
「伊予灘ものがたり」「ろくもん」でも、運転再開直後に1番乗りしたが、「富士山ビュー特急」でも1番乗りできた。
なお指定席車は、扉の前でアテンダントさんが受付するため、自由席車両で私より早く乗り込んだ人はいたけど。
【5】内装は変わらず
車内は、この点検期間中に、手入れが行われ、いくぶん奇麗になった気がする。
ただ、普段から手入れが行き届いていたためか、明らかに変わった点はない。
指定席車両は、自由席と比べると、美しい席で、確実に座れて、飲み物もついて900円増し。
私はほぼ毎回、指定席を利用している。
【6】スイーツプランは中止
富士山ビュー特急の指定席車両は、土曜・休日には「スイーツプラン」となる。
スイーツが提供されて、4000円のプランだ。(運賃・指定席特急料金込み)
次の写真は、2019年4月のスイーツだ。(赤い袋にお土産が入っている)
スイーツプランの話はこちら。
ところが、例の新型コロナの影響で、スイーツプランが当面中止となってしまった。
土曜休日でも、自由席特急料金に900円増しで乗車できる平日と同様になった。
【7】乗客3人とも常連？
わたしを含めて3人とも、アテンダントさんと顔見知りの常連客らしかった。
まあ、常連客なら、運転再開に駆けつけたくなるし、多くの鉄道ファンは「高輪ゲートウェイ」や「サフィール踊り子」に向かう日だからねえ。
逆に、気を遣わずに、マニアックな話もできたから、いいかな。
【8】車内販売
車内販売の品は、大きくは変わっていないが、焼き菓子が変わった。
今までと比べて、大きく美味しくなった。
大きな箱のは、キャラメル味のクッキー。
アテンダントさんが美味しいものを選んだそうだ。
私が買ったのは、こちら↑。
やや高めの800円だが、美味い！
無料サービスのコーヒーと一緒にいただいた。
【9】小さな気遣いに感激
この日も、カリスマアテンダントさんの気遣いに感激して帰ってきた。
この日は小雪が降っていたので、私は折りたたみ傘を使用していた。
これを見たアテンダントさんは、こちらを渡してくれた↓。
折り畳み傘用のビニールだ！
ここまで用意しているなんて、すごい！
(会社として実施しているのか、個人技なのかは不明)
これだけではない。もう一つあった。
キャラメルクッキーの半分を列車内でたべて、残りは中央線で食べようと思っていたら、入れるビニール袋を用意してくれた。
赤いヒモもついていたが、ほどける可能性がある。
そこで、マスキングテープを容器にとめたのである。
袋に入れただけでなく、富士急特製のテープでとめてくれるなんて。
小さいことだけど、気分良くなる。
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【おまけ1】
上野駅の「仙台行きひたち」の表示。
輝いて見えるんです。
【おまけ2】
高輪ゲートウェイ駅は、すごいことになったようですねえ。
当日の22時過ぎでも、こんなお知らせが流れるなんて。