1月下旬に、東北に乗り鉄に出かけた話。
【1】リゾートしらかみ・橅編成
「津軽鉄道ストーブ列車」に続き、今回は「リゾートしらかみ・橅(ブナ)編成」だ。
「リゾートしらかみ」は、秋田と青森の間を走る観光快速だ。
景色が良い海岸沿いの五能線を走るのが魅力である。
「リゾートしらかみ」は、1日3往復で運転されている。(一部シーズンオフは2往復)
しかし、3往復のうち、「くまげら編成」「青池編成」で運転されている列車では、車内販売が廃止されてしまった。
地元の業者が乗り込んで販売する「ふれあい販売」もあるが、区間限定・品数限定・販売日限定で、代替には程遠い状態だ。
今回、「津軽鉄道ストーブ列車」に乗りに、五所川原に行ったのだが、帰りに「橅編成」に乗ることができた。
五所川原から弘前の短区間で、車内販売を利用しまくった。
【2】売店で車内販売
「リゾートしらかみ・橅編成」は、売店のカウンターで車内販売をしている。
ワゴン販売でなく、客が買いに行く形式だ。
わたしは運よく、売店のすぐ隣の指定席を、確保できた。
(↑この写真は2019年6月撮影)
冷たい飲み物は、これだけ揃っている。↑
地元のサイダーやシードルもあるのはポイント高い。
この「リゾートしらかみ・橅(ブナ)編成」では、JR東日本で取り扱いがなくなった3つの品を、全部買うことができる。
【3】弁当を買う
橅編成では、弁当を買うことができる。
JR東日本では、原則として扱わなくなったお弁当も、ここでは買うことができる。
5時間9分かけて走る秋田発の「リゾートしらかみ1号」で、3時間55分経った時点で、3種類残っているのは助かる。
買ったのは「秋田比内地鶏のいいとこどり弁当」だ。
関根屋の弁当で、価格は1000円。美味しいから高いとは思わない。
この日は、泊まった青森のビジネスホテルで、朝食を思いっきり食べた。
そのため、次の乗り鉄の途中で、弁当をいただいた。
【4】アイスを買う
アイスも、JR東日本の車内販売から消滅して、1年になろうとしている。
一部の観光列車だけ、細々と販売が続いている。
橅編成の売店では、3種類のアイスが売られている。
販売員さんに、一番多く売れているのを尋ねて、「ぶなの森アイス」を選んだ。
リゾートシラカミスコシカタイアイスだ。
味わい深く、一言では表現しにくい素敵な味だ。
【5】ホットコーヒーを買う
橅編成のカウンターで、ホットコーヒーを買った。
降りる直前にコーヒーも制覇したくなって、降りてからゆっくり飲んだ。
このコーヒーは、白神山地の水を使用した「しらかみこーひー」340円。
このコーヒーは、あらかじめ作っておくものではなく、1杯ずつ入れる方式だ。
ポーション方式のように見えた。
ホットコーヒーの販売を続けるためには、有効な方法だと思う。
【6】日本酒を買う
販売カウンターには、日本酒が置いてあった。
私は日本酒がさほど好きではないが、これを見ると飲みたくなった。
200円払って、日本酒を頼んだ。
なお、写真↓は、少し飲んだ状態。ホントはもう少し多かった。
【7】チョコレート
カウンターの目立つところに置いてあったのが、「ずんだチョコレート」だ。
東北土産になるチョコレートだそうだ。
これ、美味しいや。
五所川原から弘前の39分で、我ながら、よくぞここまで買ったなと思う。
車内販売を利用するために、観光列車に乗るなんて、本末転倒とも言える。
でも、車内販売マニアと名乗るくらいだから、また乗りに行きたくなった。
「橅編成」が充実しすぎているから、「青池編成」「くまげら編成」がショボく見えてしまう。何とかならないかなあ。
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やっと仕事がひと段落します。
中学受験指導が主な仕事なもので、明日の2月3日の早朝に応援に行って、ひと段落です。
この先は2月9日に松山行き、2月18~21日にJR西日本乗り鉄です。