観光列車「四国まんなか千年ものがたり」のクリスマス紀行に乗った話。
3回目は、主に歓迎と幕回しについて。
「硬券切符」と「7000系リレー号」の話は、こちら。
「ケーキ」と「食事」の話は、こちら。
【1】讃岐財田駅、家族で歓迎
秘境駅の坪尻駅と、琴平駅の間に讃岐財田(さぬきさいだ)駅があります。
単線区間でもありますから、しばらく停車します。
この駅では、近くのご家族が、観光客を歓迎してくれます。
子どもたちも一緒に、歓迎のプラカードを掲げて、乗客に手を振ってくれました。
(写真掲載の承諾いただきました↑)
話によると、上り「しあわせの郷紀行」では、大半の日に、歓迎に出向いているとのことです。
これはありがたい限りです。
誰からでも、手を振ってもらえるのは、ありがたいです。
でも子どもから手を振ってくれると、特に振り返す観光客が多いです。
観光協会の人が、手を振っても「どうせ仕事でしょ」という感覚で無表情の客もいますが、小さい子が手を振ると笑顔で振り返す乗客も目立つのです。
そして、運転停車をする駅ですから、話ができるのも魅力です。
「四国まんなか千年ものがたり」では、沿線の人たちから手を振ってもらえる場所は何か所もありますが、沿線の人と話せる場所は、「伊予灘ものがたり」に比べると少ないのは否めません。その《すきま》を、讃岐財田駅のご家族に埋めてもらえるのは、列車の魅力度を上げるうえで、大きな助けになると感じます。
2019年6月の絵はこちら↓
なお、讃岐財田駅には、大きなタブノキがあります。
高さ13m、幹回り5.5mの巨木です。
香川県の保存木にしていされているそうです。
【2】方向幕の幕回し
讃岐財田駅の停車中に、2つのイベントが開催されました。
そのうちの1つは、「幕回し」です。
列車の側面には、行先や列車名を表示する幕があります。
これを移動させて、様々な行先・列車名の表示が見られる鉄道ファン向けの配慮です。
わたしを含めて鉄道ファンが、幕の前に集まりました。
こちら↑は、珍しくない表示です。
ところが、「高松」という表示が。
普段は多度津~大歩危間で、高松は車庫の回送運転中に入線するだけなのですが。
そして、ハッピーウエディング♡も。
列車内で結婚式の開催も相談できますから、その時のために用意しているのでしょう。
この他、「金婚式」バージョンもあります。
スマホで動画も撮ろうと思ったのですが、他の乗客や乗務員の顔を撮ってSNSに上げるのは遠慮してほしいという内容のお達しがありましたので、自粛しました。
【3】ビンゴ大会
讃岐財田駅に停車中に、車内でビンゴ大会が開かれました。
まず「南風」「阿波池田駅」なら、普通の人でも通じるでしょう。
「れっちゃくん」「海洋堂ホビー」も、アリでしょう。
でも「津島ノ宮駅」「やくおうじ」って、度が過ぎてませんか?(^^)/
2号車で引くのですが、1号車・3号車のモニター画面でも、生中継されます。
これで、どの車両からも見えるようになっています。
約50人の乗客が乗っていますが、私は早々とリーチ!
そして、すぐ1列がそろいました。
BINGOOOO~!
すぐ2号車に行きました。
約50人の中で、私は4番目だったようです。
次にアナウンスされた言葉も私のシートにあって、2列目が完成しました。
前日にも、運がよくて、当たりくじをゲットしましたので、ツキを使い果たしたのかな?
1000円くらいの品物が、多数用意されていました。
(れつちゃくんは、景品ではありません)
本来なら「千年ものがたり」のカレンダーが良かったけど、直前に購入しちゃいました。
まあ、いっか。
ということで、カツオにしました。
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忙しい日々が続いていますが、年末年始の乗り鉄は、厳しそうです。
普通列車グリーン車に、あと数回乗って、乗り納めにします。