クリスマス紀行【1】硬券&7000系《四国まんなか千年ものがたり》 | 車内販売でございます。

車内販売でございます。

車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

観光列車「四国まんなか千年ものがたり」に乗ってきました。
これで11回目、12回目の乗車です。
 
【1】クリスマスの特別運行
「四国まんなか千年ものがたり」の乗車は、これで11回目・12回目となります。
ただし、今までと違うのは、鉄分満載のクリスマス特別運行なのです。
通常の運転でなくて、旅行商品です。
そのツアーの正式名称は、こうです。
『~JR四国″好鉄″社員が贈る~四国まんなか千年ものがたり クリスマス紀行』
要するに、鉄道マニア向けの要素を散りばめた非常に鉄分の濃いツアーなのです。
もともと「四国まんなか千年ものがたり」は、香川県の多度津から、徳島県の大歩危の間の険しい山地を走る観光列車です。2017年4月から走り始めて2年8か月、満席の日が多く、人気の観光列車です。
特急グリーン車扱いだけあって、豪華な内装が自慢です。
もちろん他にも、繊細な食事、奇麗に景色、アテンダントの接客と、魅力が多い観光列車と言えます。
「四国まんなか千年ものがたり」の記事は、こちら
 
 
【2】インターネットで申し込む
旅行商品の申し込みは、JR四国の旅行会社ワープの支店が企画・募集します。
関東に住む私にとっては、出向くのは無理ですが、インターネットでも可能です。
募集開始時刻に、申し込もうとしました。
ただ、ホームページから、この旅行商品のページになかなかたどり着きません。
たどり着いたのは開始3分後。
「四国まんなか千年ものがたり」は、実質定員54人ですが、一人で申し込めるカウンター席は12席のみ。
席をゲットするのは、結構厳しそうです。
 ↑1人向けのカウンター席(2017年4月撮影)
3分経って、何やっと今回のツアーのページに着きました。
よしっ、申し込むぞ!
すると、会員登録が必要とのこと。ひえ~っ。
ん?
おや?
でも以前、JR四国を乗り放題の切符がついたホテルを申し込んだっけ。
すでに登録済みでした。
 
パパッと打ち込んで登録ボタンを押しました。
すると、申し込めたかどうかは、後日メールで案内するとのこと。
まあ、理解できるかな。
だって、インターネット申し込みだけなら、早い者から自動受付できるかもしれません。
でも営業所の受付もするわけですからね、
そして1時間後に、申し込みOKのメールが届きました。
 
【3】マニアの気持ちがわかる切符
「好鉄社員が贈る」となっているツアーだと、実感しました。
当日、渡された切符です。
まあ、事務的な普通の切符です。
旅行商品の切符なので、やや変わった長い切符ですが、
何か味気ない切符とも言えます。
これでは、マニアは満足しないと考えたのでしょう、
鉄道マニアのために、次のような「硬券」も、記念に渡されました。
どうですか!
約54人の客のために、このような無駄なことをしてくれるJR四国、あっぱれ!
 
【4】乗車記念証とバッジも
切符以外も、素敵な配布物がありました。
記念乗車証が、こちら↑
素人のデザインではないでしょう。
ツアーの缶バッジも制作して、配布しました。
わたしはツアー中につけていたが、つけている人は、少数派でした。
これ↑もいただきました。
この他にも、当日の運転士仕様のこんなの↓も、サービスでついていました。
うわー、マニアにとっては「お宝」です。
ちなみに、このツアーは運賃・特急グリーン料金、食事類全部込みで18500円。
(カウンター席1 人申し込みは1000円増しで19500円)
結構高いのですが、これなら高いだけのことはあります。
 
【4】7000系電車で多度津へ
このツアーの受付は、高松駅です。
「四国まんなか千年ものがたり」に乗車するのは、多度津駅。
高松から多度津まで、移動するのに、貸切電車が運行されることになりました。
乗った貸切電車は・・・7000系の単行電車です。
54人ほどですが、多度津から乗りたいと要望した人もいるので、自由席ですが、全員分の席があります。
もっとも、先頭かぶりつきの特等席で立っていた人などもいましたが。
先頭には「ものがたりリレー」と、ヘッドマークがついています。
細かいところまで、こだわっています。
クリスマスのデザインですから、使いまわしではありません。
7000系電車は、ロングシートとボックスシートが、組み合わされています。
ローカル線なら、こういう座席もいいですね。
こちらの切符も、硬券を含んでいます。
 
【5】多度津から乗り込む
多度津から、乗り込みました。
添乗員のJRの好鉄社員の2人と、アテンダントの一部が、多度津から乗りました。
 (↑帰りの讃岐財田駅で撮影)
琴平駅からは、さらに多くのアテンダントが乗車して、列車の旅が始まりました。
私の推しメンも、今回のツアーに乗務していました。ラッキー!(AKBじゃないって)
 
この続きは近いうちに。