山梨県の富士急行線では、新しい車両が、導入されている。
今回は、2種類の新しい車両について。
【1】富士急行線開業90周年記念車両
富士急行線が開業して90周年になるのを記念した車両だ。
この6月下旬から走っている。
金色に輝くこの車両、普通列車として、大月と河口湖の間を走る。
先頭と側面には、富士山の影が描かれている。
車内は、JRの通勤電車に似ている。まあ、もともとJRの車両を改造してリニューアルしたものだから、似ていて当然かな。
扉が四つのロングシートで、つり革も多数ある。以前4月の桜の季節に乗ったら、特急はもちろん、普通列車も4両編成に増結していたのにギュウギュウ詰めだったことがある。つり革は必要だ。
さすが新しい車両は美しい。床は木目、つり革も綺麗だ。
青い座席は、富士山の模様が描かれている。湖に映った富士山も描かれているのかな?
日よけを下げると、こちらにも、富士山の柄がある。たった1両のために、ここまで特注するのは、鉄道ファンにとって、ありがたい。
優先席もあり、赤い座席だ。
つり革も、赤くなっていて、他の席と明確に区別されている。
単線のため、待ち合わせの際は、手動で開閉できるボタンもある。
寒い冬は、助かるんだよね。
スーツケースを転がす外国人旅行者も多い富士急行だけあって、荷物置き場が作られている。普通列車としては、立派な設備だろう。
この新型車両は、広告のポスターを貼る場所に、富士急行の昔の様子を撮影した写真が貼られている。90年の歴史ある路線だから。
私は35年ほど前に都留文科大学まで、勉強会があって出掛けことがあったが、その時が懐かしい。
新しい車両だけあって、液晶で駅の案内がされている。
関係あるかは不明だが、駐車場に同じ金色のバスが停まっていた↓。河口湖周辺は、写真を撮りたくなるバスが、非常に多い。
【2】リサとガスパール車両
すでに走り始めていたのが、リサとガスパール車両だ。
このキャラクターは、フランスの人気絵本だそうだ。
「リサとガスパールトレイン」車両は、赤くてカワイイ車両だ。
手作り感がある味わいがある絵と言える。
恐竜や宇宙飛行士らしきものも登場している。
へえ~っ、こんなキャラクターあったんだ。
車両そのものは、普通の元JRの通勤電車だけど、インパクトある柄で、大きく印象が変わっている。
運悪く乗ることはできず、すれ違う時に、パッと写真を撮るしかできなかった。
中の扉も、カワイイ絵で埋まっているのは素敵だな。
ラッピングバスも走っていた。
黄色ときみどりを基調にした可愛いバスだ。
さすが富士急行。
更に、次のピンク色の車両も登場する。
手前にフジサン特急が停まっていて、何かピンク色の車両があるぞ!、としか分からなかったけど。
富士急行の様々な車両については、こちら。