観光列車の中には、「おしぼり」がもらえる列車も多い。ただし、特急料金や指定席料金が必要となる。
ところが、通常の運賃200円を払うだけで、おしぼりを貰える路線がある。
面白そうなので、乗ってきた。
乗り込んで、「おしぼり」をゲットした。
ひんやり冷たくて、気持ち良い。
開封して膝の上に広げてみたが、普通の使い捨て「おしぼり」だ。
では、これは、どこの路線なのでしょうか?
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運賃200円だけで、「おしぼり」がもらえる路線です。
JRではありません。
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答は「山万」です。
山万のユーカリが丘線です。
千葉県佐倉市の京成線ユーカリが丘駅から伸びている、新交通システムだ。
750Vの電気で走る3両編成の小さな電車だ。
3両編成のロングシートは、小さい車両で、普通の造りと言える。
この日は、往きも帰りも15人くらいの乗車だった。
この新交通システムは、トンネルの区間もあり、天井に冷房の室外機が設置しにくいこともあり、冷房装置が無い。
大半の乗客は、乗車時間が10分以内だが、真夏はかなり暑いだろう。できることをするという姿勢は、好感が持てる。
私が乗りに行った日は、7月とはいえ千葉市の最高気温が22.8度ということもあり、さほど暑くなかった。だから「おしぼり」に手を出した客は、約30人のうち私だけだった。
「おしぼり」は、ロングシートの端に置かれたクーラーボックスの中に入っている。
ここを開けると、「おしぼり」を取り出せる。
「おしぼり」は、すごく冷えていて、冷たい。これで顔を拭くと、快感だ。
なお、朝は気温が上がる前という事情があるらしく、「おしぼり」は10時から。
16時ごろまでは、車内に置いてある。
16時頃からは、多くの客はユーカリが丘駅からの帰宅客ということもあり、クーラーボックスは次の写真のように、ユーカリが丘駅の改札前に移動する。(21:50まで)
この「おしぼり」は、6月15日から8月末までのサービスだそうだ。
ユーカリが丘駅で、クリアファイル200円を購入した。
他にも、えんぴつセット300円、駅名キーホルダー540円など、面白い品もある。
そして、改札で「おしぼり乗車記念カード」をいただいた。
こういうカード、マニアの心をくすぐるなあ。
観光列車や一部グリーン車では、おしぼりの配布が行われているが、こういう形での配布は、すごく面白いと思った。
「おしぼり」に関してまとめた記事は、こちら。