わたしは今年2019年1月29日に「マツコの知らない世界」に、車内販売マニアとして出演しました。
その後、観光列車に乗ると、観光客から「見ましたよ」「マツコに出てましたね」などと声をかけられることがあったという話をしました。(この時の話は、こちら)
今回は、販売員さん・アテンダントさんから、「見ましたよ!」と言われた話。
一応、顔見知りの販売員さん・アテンダントさんからは、「見ましたよ!」と言われるのは、予想できていました。
予想外だったのは、私のことを直接知らない車内販売員・アテンダントさんから、品物を買おうとしたら、けっこう気づかれたことです。特に2月・3月は、テレビで見た客がいる!と、
なぜかというと、車内販売員が乗客を知っていても、声をかけてよいか微妙な面があるのです。(観光列車は事情が異なりますけど。)
たとえば、アイドルグループ「嵐」の桜井君が東海道新幹線に乗っていて、「コーヒーください」と販売員に頼んだとします。
車内販売員が「桜井君じゃないですか!わたし大ファンなんです!」と言うのは不適切なのか、構わないのか、判断が難しい面があるのです。 仕事中に個人的な好みを出すのも微妙ですし、もしかしたら《おしのび》《プライベート》で、極秘に移動中かもしれません。
ですから、桜井君とレベルは大きく違うものの、車内販売員さんが「あのマツコの番組に出ていたマニアだ!」と気づいても、言っていいのか微妙で、言葉に詰まるのです。
だから、販売員さんの表情が変わったら、わたしから「あれ?マツコの知らない世界見ました?」と、突っ込みを入れるわけです。 そこで、私を直接知らない車内販売員さん・アテンダントさんが、「ん?この客、見覚えあるぞ」という反応をしてくれた話の中から、いくつかまとめてみました。
東武スペーシアでの収録の様子↑
◆3月上旬「やまびこ」「はやぶさ」
「やまびこ」から車内販売が消滅するため、最後の利用をしようと、東北新幹線を乗りまくりました。 1日で14回も利用した日もありました。 (この時の話は、こちら)
この中の1本で、販売員さんに気付かれました。 後ろからワゴンを押してきた販売員さんと目が合った途端、驚いた表情でした。 販売員「・・・」(何と言ってよいか考えている表情) わたし「あ、番組を見ましたか」 販売員「はい(^^♪」 わたし「ご覧いただきありがとうございます」 2人乗務でしたが、もう一人の人も「マツコの知らない世界」を見ていたとのこと。 満席に近い状態だったので、あまり固有名詞出して、周りの人に気づかれるのも、どうかと思いました。 「何だ、仕事しないで、関係ない無駄話か!?」と思われる可能性もありますから。
◆3月中旬・東海道新幹線「のぞみ」
京都から天王寺まで「はるか」で行くことにしました。車内販売が無い列車に、特急料金を払うのも、もったいない気がしました。
そこで、京都~新大阪を「のぞみ」、新大阪~天王寺まで「はるか」に乗ることにしました。「のぞみ」なら車内販売ありますし、「はるか」は乗り継ぎ割引で安いのです。(この時の話は、こちら)
アイスを7号車の準備室で買って、自由席の3号車に移動しました。すると驚いたことに、新大阪で乗務を終えて降りるはずの販売員が、弁当とお茶をカゴに載せた単品販売をしていたのです。そこで、ギリギリまで頑張って販売している販売員さんからお茶を買いました。
わたし「えっ!単品販売ですか?」
販売員「はい、お茶と弁当です」と言って、私の顔を見て驚いた表情。
わたし「お茶ください。ギリギリまで頑張っているんですか!」
販売員「そうです。」「あの~・・・」と、テレビ見たと言ってよいのか迷った表情。
わたし「私を覚えていただき、ありがとうございます」とこちらから、御礼。
まあ、車内販売をしている人の間では、「マツコの知らない世界」の車内販売の回は、視聴率は高そうですが、結構見られていたようです。 ↑アイスとお茶は「はるか」車内で美味しくいただきました 。
◆3月中旬・近鉄「しまかぜ」
毎日放送の関西地区限定の番組「ちちんぷいぷい」に10分弱、出演しました。 番組の中で「しまかぜ」のワゴンを押す体験ができて、面白かったです。 翌日に、「しまかぜ」に乗車しました。(この時の話は、こちら )
大和八木から京都行のカフェ車両に行ったところ、乗客はゼロ。(大阪発は満席で行列状態でしたが)
これはラッキー!とアテンダントさんに、「まだ営業してますよねぇ」と声をかけると、何と「清水さんですか?」と名前を言われました。 昨日の番組を見てくれたようです。上着もネクタイもしゃべり方も同じですから、気づきやすかったのでしょう。
観光列車なら、全く問題の無い素敵な対応です。さすが、しまかぜ!(私はお忍びで出かけるなんてないですから、どこで声かけられてもOKですが。)
◆3月下旬「花嫁のれん」(駅員)
3月に、金沢と和倉温泉の間を走る「花嫁のれん」に乗りました。まもなく発車する 「花嫁のれん」に、駅員さんがホームで手を振ろうとしていました。駅員さんとは3mくらい離れた場所で、私も手を振ろうとしました。
すると駅員さんから「マツコでも振ってましたよね」と一言だけ言われました。
観光列車に振る「手」は、カバンの中でほとんど見えない状態だったのですが、気づかれました。
(上の写真のように、ウチワを改造した「手」を持って、観光列車に乗りに行くのです)
◆4月上旬・東武スペーシア
東武スペーシアも「マツコの知らない世界」で紹介されました。
もともと視聴率の高い番組で、同僚販売員が販売している姿が放映されるわけですから、販売員の多くは見ていたようです。 浅草(北千住)~春日部間の短い区間の利用が多かったこともあり、乗るとすぐ販売カウンターに向かいます。 (今年はヤケに忙しくて、なかなか遠くに行けないもので、短区間の往復中心です)
すると、何人かの販売員は《何か見覚えある客》と気づき、ビックリしたような表情をしました。
こうなると、こちらから話すしかありません。 「マツコの知らない世界の車内販売マニアです」とでも言って、こちらから無駄話しやすいようにするのです。 これから何度も乗るので、この時期が無駄話するのに最適な時期ですから。
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