関西国際空港へのアクセス特急「はるか」に、ハローキティーで埋まる編成が登場した。
今回は、「ハローキティーはるか」の話。
■派手なラッピング
山陽新幹線「500系こだま」でも、ハローキティーの車両が走っている。
それに続いて、「はるか」でもハローキティーが車両に描かれている車両が、運行されている。
(「ハローキティーこだま」の記事は、車両はこちら。車内販売はこちら。)
白い車体に、派手派手な花の模様だ。
芸術的かもしれないが、何か落ち着かない気がする。
■車内の装飾
「ハローキティーはるか」の内部は、2か所だけ変わっている。
1つは、乗降扉。扉にキティーちゃんがいる。
乗る時に目に入る場所で、お出迎えしてくれる。
もう一つは、窓の隣だ。キティーが壁に貼られている。
逆に言うと、車内はこれだけ。案外おとなしいかな。
■「はるか」に車内販売は無い(T_T)
「ハローキティーはるか」では、車内販売は実施していない。
困ったなあ。
「ハローキティーはるか」に乗りたいけど、
車内販売が無い列車に特急料金を払うのには抵抗がある。
京都から天王寺まで乗ると、運賃の他に、自由席でも970円の追加となる。
新快速が頻繁に走る中、「はるか」に乗るのかあ。もったいないなあ。
(何という本末転倒の価値観だろうか。マニアは変なこだわりを持つものだ)
・・・?
・・・!
おっ、良い案がひらめいた!妙案を実行することにした。
買った切符は、これだっ!
■新幹線と乗り継ぎ割引に
京都から天王寺まで行くのに、「はるか」自由席だと料金が970円。
京都~新大阪が新幹線、新大阪から天王寺を「はるか」だと、乗り継ぎ割引が適用されて、860円+320円で1180円になる。
「はるか」に乗れて、新幹線で車内販売も利用できる。(^^♪
■新幹線でアイスを買う
京都から下り新幹線に乗った。
新幹線の車内販売は、新大阪でパーサーが入れ替わる。東京から新大阪は「JR東海パッセンジャーズ」が担当して、新大阪以遠まで走る列車は、新大阪から「JR西日本フードサービスネット」が担当する。
京都を発車するのは、新大阪でパーサーが入れ替わる14分前になる。
一般的には、下りで京都を過ぎると、パーサーは7号車と11号車にある準備室で片付けをしいてることが多い。
そのため、7号車の準備室付近の扉から乗り込み、1品買って、そのまま3号車に移動する計画を立てた。
(写真は7号車の準備室。東京駅で撮影)
すると、7号車の準備室が閉まっていて、誰もいない。
困ったなあ、と思っていると、6号車方面からワゴンがやってきた。
最後まで、しっかりワゴン販売をしようとする意識が高いパーサーだろう。
ワゴンが準備室前に戻るのを待って、こう言った。
「チョコレートアイスくださいっ(^^♪」
■そして、驚きの・・・
空席は無いような気がしたが、自由席車両に歩いた。
3列座席の真ん中B席は空いていたけど、すぐ降りるから、3号車のデッキに立って、新大阪に着くのを待った。
すると、2号車から弁当のカゴを抱えたパーサーが来た!
えっ!新大阪まであと5分の時間まで、車両の端で弁当を売っているの!
弁当は買えなかったから、お茶を1本買った。
こういう頑張っている人、大好きっ!
新大阪で降りる客が、通路に並ぶので、7号車の準備室まで急ぐ時間だ。
「頑張ってますね~」などと言いたかったけど、引き留める訳にはいかない。
実際に、新大阪のホームに降りてからも、ホームで残務処理に追われていた。
■(^^)/
東海道新幹線で、アイスとお茶を買った。
そして、車内販売の無いはるかの車内で、いただいた。
アイスは、すごく美味しかった。
お茶は、ものすご~く、ウルトラ超スーパー美味しく感じた。
凄腕アテンダントさんが、おいしくなーれ、萌え萌えキュン!と呪文を唱えているような気がするもので。
(イイ歳をしたオヤジが、こんなこと書いていいんかな)