「ハローキティーはるか」&凄腕パーサー!? | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

関西国際空港へのアクセス特急「はるか」に、ハローキティーで埋まる編成が登場した。

今回は、「ハローキティーはるか」の話。

 

■派手なラッピング

山陽新幹線「500系こだま」でも、ハローキティーの車両が走っている。

それに続いて、「はるか」でもハローキティーが車両に描かれている車両が、運行されている。

(「ハローキティーこだま」の記事は、車両はこちら車内販売はこちら。)

白い車体に、派手派手な花の模様だ。

芸術的かもしれないが、何か落ち着かない気がする。

 

■車内の装飾

「ハローキティーはるか」の内部は、2か所だけ変わっている。

1つは、乗降扉。扉にキティーちゃんがいる。

乗る時に目に入る場所で、お出迎えしてくれる。

もう一つは、窓の隣だ。キティーが壁に貼られている。

逆に言うと、車内はこれだけ。案外おとなしいかな。

 

■「はるか」に車内販売は無い(T_T)

「ハローキティーはるか」では、車内販売は実施していない。

困ったなあ。

「ハローキティーはるか」に乗りたいけど、

車内販売が無い列車に特急料金を払うのには抵抗がある。

京都から天王寺まで乗ると、運賃の他に、自由席でも970円の追加となる。

新快速が頻繁に走る中、「はるか」に乗るのかあ。もったいないなあ。

(何という本末転倒の価値観だろうか。マニアは変なこだわりを持つものだ)

・・・?

・・・!

おっ、良い案がひらめいた!妙案を実行することにした。

買った切符は、これだっ!

 

■新幹線と乗り継ぎ割引に

京都から天王寺まで行くのに、「はるか」自由席だと料金が970円。

京都~新大阪が新幹線、新大阪から天王寺を「はるか」だと、乗り継ぎ割引が適用されて、860円+320円で1180円になる。

「はるか」に乗れて、新幹線で車内販売も利用できる。(^^♪

 

■新幹線でアイスを買う

京都から下り新幹線に乗った。

新幹線の車内販売は、新大阪でパーサーが入れ替わる。東京から新大阪は「JR東海パッセンジャーズ」が担当して、新大阪以遠まで走る列車は、新大阪から「JR西日本フードサービスネット」が担当する。

京都を発車するのは、新大阪でパーサーが入れ替わる14分前になる。

一般的には、下りで京都を過ぎると、パーサーは7号車と11号車にある準備室で片付けをしいてることが多い。

そのため、7号車の準備室付近の扉から乗り込み、1品買って、そのまま3号車に移動する計画を立てた。

(写真は7号車の準備室。東京駅で撮影)

すると、7号車の準備室が閉まっていて、誰もいない。

困ったなあ、と思っていると、6号車方面からワゴンがやってきた。

最後まで、しっかりワゴン販売をしようとする意識が高いパーサーだろう。

ワゴンが準備室前に戻るのを待って、こう言った。

「チョコレートアイスくださいっ(^^♪」

 

■そして、驚きの・・・

空席は無いような気がしたが、自由席車両に歩いた。

3列座席の真ん中B席は空いていたけど、すぐ降りるから、3号車のデッキに立って、新大阪に着くのを待った。

すると、2号車から弁当のカゴを抱えたパーサーが来た!

えっ!新大阪まであと5分の時間まで、車両の端で弁当を売っているの!

弁当は買えなかったから、お茶を1本買った。

こういう頑張っている人、大好きっ!

新大阪で降りる客が、通路に並ぶので、7号車の準備室まで急ぐ時間だ。

「頑張ってますね~」などと言いたかったけど、引き留める訳にはいかない。

実際に、新大阪のホームに降りてからも、ホームで残務処理に追われていた。

 

■(^^)/

東海道新幹線で、アイスとお茶を買った。

そして、車内販売の無いはるかの車内で、いただいた。

アイスは、すごく美味しかった。

お茶は、ものすご~く、ウルトラ超スーパー美味しく感じた。

凄腕アテンダントさんが、おいしくなーれ、萌え萌えキュン!と呪文を唱えているような気がするもので。

(イイ歳をしたオヤジが、こんなこと書いていいんかな)