東京周辺に住んでいる私が、大阪に出張した。
仕事は3時間ほどで済む。
せっかく関西に来たのだから、乗り鉄をしようと考えた。
京都丹後鉄道が魅力的だけど、食事ができる「くろまつ」だけでなく、「あかまつ」も運転していない日だ。ならば、車内販売の利用となると、近鉄が最適となる。
ところが、関西乗り鉄の2日間の1日目は、良いことも多かったが、わたしの判断ミス、うっかりを多発してしまった。
今回は判断ミスを、何度も繰り返した話。
【不覚1】京都から大阪まで乗車券が無駄に
仕事が忙しい日が続き、十分な計画が立てられない状態で、東京から「のぞみ」に乗った。そして、こんなプランを立てた。
京都→(しまかぜ)→大和八木
(キトラ古墳観光)
壺阪山→(青の交響曲2号)→阿部野橋
そして梅田の仕事先へ
京都から近鉄「しまかぜ」に乗ることにしたわけだ。
新幹線の切符は新大阪まで買っていたので、京都~新大阪は放棄だ。
ホットコーヒーくらい買えるのに・・・。もったいなかったなあ。
【不覚2】京都から「しまかぜ」に乗れなかった
京都駅の近鉄の窓口で、「しまかぜ」の特急券を買おうとした。
すると、係員の顔が険しい表情になった。(大和八木までなら空席があると思ったが、まさか満席かあ?)
そして係員は私に、こう告げた。
「今日は、しまかぜ運休ですよ!」
そうだった!本来は京都発着の「しまかぜ」は、明日の火曜に乗る予定だったけど、1日前にずらしたのである。1週間ほど前に調べた時に、なぜか3/18月曜に「京都しまかぜ」が臨時に運休すると、知っていたのに!
【不覚3】「青のシンフォニー」の往復を取ってしまった
窓口の係員に、「しまかぜ」運休と指摘された。
慌ててしまった。窓口の後ろに10人ほどの行列ができていることもあって。
ならば、別の乗り鉄をしなくては・・・。
実は当日朝に、次の予定表↓のように、選択肢をいくつか用意していた。
これをプリントアウトするまでは、していたわけだ。
ところが、やけに慌ててしまった。
大阪・阿部野橋まで行って、「青の交響曲」で往復する特急券を取ってしまった。
京都の窓口が行列になっていて、待ち時間を費やしたこともあり、阿部野橋にギリギリ間に合わない。
私が「ギリギリ間に合うな」とつぶやいたから、特急「はるか」でも使って行くと係員も解釈したのだろう。
より乗りたかった大阪・難波発の「しまかぜ」にすべきだったのに。
実際に新大阪から地下鉄で阿部野橋に向かうと、数分間に合わないことが分かった。
うわーっ!
そこで、阿部野橋の手前の難波で下車。
難波発の「しまかぜ」に変更しようとした。
窓口で変更できたのは、10:08だ。阿部野橋10:10発だから、変更はギリギリセーフだった。
【不覚4】「しまかぜ」のカフェ席が満席に
うまく変更できたため、大阪・難波から「しまかぜ」に乗ねことができた。
「しまかぜ」には、ワゴン販売もあるけど、事実上の食堂車である「カフェ車両」が最大の魅力だ。
しかし、大切なことを忘れていた。
京都から大和八木だと約50分だが、難波から大和八木約30分しかないことだ。
本来なら、初めから並んでおくべきなのを、鶴橋駅を発車してからのんびりと向かった。
すると、さあ大変。
空席が1つしかない。まあ私は1人だから、他のグループ客の間に何とか座れた。
座れても、大和八木で降りるから、メニューが届くのが遅れたら、食べられないまま降りることになってしまう。
結果的に何とか間に合ったけど、あせったなあ。
あらかじめ並んでおかないと。
ちなみに、大和八木直前では12人ほど、空席をを待って、カフェ車両の通路に並んでいた。前回に乗った時は、カフェ車両利用者はほとんどいなかったから、列車によって大きく違うようだ。
「しまかぜ」での飲食は、近いうちに。
【不覚5】古墳観光で時間不足
「しまかぜ」と「青の交響曲」の間に、2時間ほどあった。
そこで、珍しく観光をすることにした。
「高松塚古墳」と「キトラ古墳」を見学することにした。
(高松塚古墳↑)
高松塚古墳を見学した。次に「キトラ古墳」に行ったわけだが、距離感がつかめなかった。
携帯電話の買い替えをしたため、グーグルマップの反応が遅く誤差が大きかったので慌ててしまった。
100m近く歩いても現在地の表示が動かない。戻ったり、道に迷ったりで、時間をロスしてしまった。
そのためキトラ古墳滞在が、たった3分になってしまった。駅に到着するのは8分前だったから、余裕はあったのだけど。
(キトラ古墳↑)
何事も、準備はしっかりしないといけないや。
関西にいられる貴重な時間を、うまく使えなかったわけだから、計画はしっかり立てなきゃ。