「リゾートしらかみ」で『わっぱめし』を食べる | 車内販売でございます。

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車内販売を13年半で10000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 各地の観光列車に乗り鉄しています。

50歳以上ならJR東日本乗り放題になる「大人の休日倶楽部パス」期間が、やっと終わりました。

これを利用して、乗り続けてきまして、今回は「リゾートしらかみ・ブナ編成」に乗った話。

 

【1】リゾートしらかみとは

「リゾートしらかみ」とは、秋田県と青森県の海岸沿いを走る五能線を走る観光快速です。

基本的に1日3往復走ります。

3種類の車両が使用されます。座席の快適性は、基本的に同じだと思います。

《橅車両》

3種類の車両が走りますが、こちら↑は、今回乗車した「橅(ブナ)車両」です。

最も新しくて、充実した売店が設置されていて、最もおススメの車両です。

 

《青池車両》

2010年から走っているハイブリッド車両です。

 

くまげら車両》

2006年から走っている車両です。

 

【2】座席から、海が見える

リクライニングシートに、大きな窓で、海を眺めながら、のんびりと乗車できます。

前の席との間隔(シートピッチ)も広く、並みの特急より良い席とも言えます。

観光列車ですから、特に景色が良い地点では、徐行してくれます。

この日はくもりでしたが、穏やかな海を見ることができました。

海岸線は、砂浜もありますが、力強い岩が見所です。

この日の指定券は、2週間前には満席でした。

ところが、実際に乗ってみると、最も込み合うと感じた弘前~五所川原でも乗車率70~80%ほどでした。

キャンセルが大量に出ている模様です。

2号車は、4人用のボックス席があります。

広くゆったりとしていますから、4人で乗るならおススメです。ボックス席は、利用人数に制限はありませんが、相席になることもあります。窓際の席を2人で取って、別の2人が通路側に座るという若干不自然なボックスもありました。

 

【3】千畳敷で下車観光

千畳敷駅では、2号~5号で下車観光できます。海岸の目の前が駅ですので、降りて海岸に出られます。

この日は干潮で、かなり水が引いていました。

岩場には、鳥がくつろいでいました。

多くの人は岩場に行かずに立っています。

私は今回も切り込み隊長として、海水に触れられる場所まで歩きました。

私を見て、もっと先まで行けるんだと感じた人もいたようです。

 

【4】イベント(1)金多豆蔵人形一座

「リゾートしらかみ」の、橅(ブナ)編成の多くの日では、地域の伝統芸能・金多豆蔵人形一座の公演が行われます。

4号車のフリースペースで行われますが、正直言って4号車の先頭約12席でないと、見えにくいですね。

天井に設置されているモニターが、舞台を見えにくくしています。↓

最前列に立った人も、周りの視線を気にして通路にしゃがむようになりました。

どの車両からでも見えるモニターを通してなら、他の号車からは見えますが、拍手が届きません。4号車の前の方が、臨場感ある席になります。4号車の9A、10A、11Aは、舞台も海も見えますから、争奪戦になるでしょう。

 

【5】イベント(2)津軽弁「語り部」

3号4号の陸奥鶴田~川部では、津軽弁の話が聞けます。

ゆっくり話してくれるから、案外聞き取りやすいんですね。

こちらも、モニターで見られます。

今回はありませんでしたが、津軽三味線の演奏がある列車もあります

 

【6】イベント(3)地元の名産品販売

リゾートしらかみ1号2号では、地元の人たちによる車内販売が行われます。

私も利用したいのですが、1号2号に乗るには、秋田か青森に宿泊する必要があり、ハードルが高いです。

あ~、美味しそう! いつか食べたいな。

この車内販売は、1号2号がすれ違う深浦駅で降りて、折り返してもう1本に乗って販売するようです。

 

【7】販売カウンター

《橅(ブナ)編成》だけ、販売カウンターで車内販売を実施しています。品数が多くて、選びやすいのが特色です。

他の編成は、ワゴン販売となります。

アテンダントさんがしゃがみ込んで、品物をチェックしている際に、パチリ↑

笑顔で応対してくれました。

グッズも豊富です。ただ、ストラップ、キーホルダーが多く、実用品と言えるかどうか。

 

【8】買った品物

車内販売で買った品物は、3つあります。

一つ目は、「白神鶏わっぱ弁当」1050円。

あまり華やかさはありませんが、美味しいです。

ただ、品数があと一品ほしいです。1050円はやや高いかな。

飲み物は、弁当と共にもサッポロ黒ラベルビール280円を購入しました。

 

【9】「鯵ヶサワー」を飲む

そして「鯵ヶサワー」も買ってみた。

要するに、サイダーなのですが、地元の地名「鯵ヶ沢(あじがさわ)」をもじって「鯵ヶサワー(アジガサワー)」と名付けた品です。

「サワー」とついていますが、サイダーで、アルコールは含まれていません。

青い色が奇麗です。

 

「リゾートしらかみ」は、景色が良い海沿いを走りますので、私のような一人旅でも退屈しません。

不自然ではないですし、浮きません。そういった点もイイですね。

 

「リゾートしらかみ・橅編成」に、2016年に乗った話は、こちら

当時とあまり変わっていません。

 

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「大人の休日倶楽部パス」を2枚使って、8日間も乗りまくる修業が終わりました。

20時ごろ東京に帰ってきて、寝不足でフラフラなのに、指定券がまだ残っているのがもったいないといって、土浦まで往復するのですから、修業ですね。深夜のサッカー観戦も重なって、しんどかったです。

そんなわけで、大量に書きたい話はできたのですが、体力と時間が不足しています。

ぼちぼち書き始めます。