「ほくそう春まつり号」に乗る | 車内販売でございます。

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千葉県の北総鉄道が走る「千葉ニュータウン中央駅」で、「ほくそう春まつり」が行われた。

鉄道のイベントというわけではないが、77の出店のうち、3~4割が鉄道系の出店だ。

今回は、この「ほくそう春まつり」に行ってきた話。

 

【1】「ほくそう春まつり号」の車両

10時からの開催に合わせて、「ほくそう春まつり号」が運転された。

京成上野を9:02に出て、高砂、新鎌ヶ谷経由で、千葉ニュータウン中央まで走る臨時特急だ。

この列車には、ヘッドマークがついていた。

ヘッドマークは、こちら↓

このヘッドマークには、日付も入っていて、イベントPRをする役割もある。

午後に、高砂駅で見た別の北総車両にも、同じ柄のヘッドマークがついていた。↓

車両は、普通の通勤車両だ。

8両編成のロングシート車両だ。ヘッドマーク以外には、特別なラッピングはない。

 

【2】鉄道ファンで盛況

「ほくそう春祭り号」は、立っている乗客が少しいるくらい。乗客の多くは、ほくそう春まつりのイベントに行く鉄道ファンだ。1両に30人×8両として、240人が来たことになる。臨時列車を運転するだけのことはあるや。

写真↑は、目的地の千葉ニュータウン中央駅に着いて、2分ほどした時の様子。到着直後は、この3倍の人がいた。ヘッドマークめがけて、鉄道ファンが殺到していた。

1つ手前の小室駅では、スカイライナーの通過待ちがあった。その際の車掌のアナウンスが素敵だった。

≪写真撮影の方は、譲り合って撮っていただきますようお願いします≫

確かに、動画を撮る人を中心に、良い位置で長時間粘る人がいたからね。

 

 

【3】北総線1日乗車券

今利用したのは、「北総線1日乗車券」だ。

北総線の高砂~印旛日本医大の間が乗り放題となる1日乗車券だ。土曜休日に、1000円で発売される。(印旛日本医大と成田空港の間は乗れない)

 

北総線は、非常に運賃が高いので有名だ。

新鎌ヶ谷~千葉ニュータウン中央の11.1km(アクセス特急で6分)で、片道570円だ。

同じ11.1kmの運賃は、近くの東武鉄道なら250円、新京成なら200円、JR電車特定区間なら220円となっている。他の路線の2倍以上の高い運賃になっていると分かる。

 

こういう切符を買ったから、印西牧の原のショッピングセンターで昼食食べたり、高砂まで乗り鉄したり、最後にもう一度「ほくそう春まつり」に行ったりと、乗りまくっていた。高いから、普段は乗れない路線だからね。

 

【4】乗車証明書の配布

新鎌ヶ谷を発車してから、車掌さんが乗客に、乗車証明書を配布した。

4/22ほくそう春まつり号 乗車証明書と書かれている。

綺麗な柄だ。願わくば、2018年という表示があると有難かったのだけど。

この乗車証明書目当ての客もいるかもしれないから、配布する区間は、上野~青砥ではなく、新鎌ヶ谷~千葉ニュータウンになったのだろう。そして、千葉ニュータウン駅では、こんなアナウンスが。

《このまま上り電車にお乗りの方は、一度改札を出て精算してくださるようお願いします》

鉄道グッズが買えるメリットを捨てるのは「もったいない」のだが、これはまあ、妥当なアナウンスだろう。

 

【5】ゆるキャラ登場

会場では、ゆるキャラも登場していた。

有名なのを2つ紹介すると・・・

1つは「京成パンダ」だ。

「かわいい」というよりは、「きもかわいい」という感じがする。

ひと通り客を相手にしたあとは、各テントのスタッフと記念撮影して回っていた。

なお、北総鉄道は、京成グループの鉄道会社だから、北総のイベントに出ても違和感ない。

声やジャンプの仕方が、ふなっしーに似てるぞ。

 

もう一つは、「ちーばくん」だ。ヨコから見たら千葉県の地図に見えるキャラクターだ。口から出た舌が、浦安のディズニーランドあたりになる。

この日は暑かったから、ホントにお疲れ様と言いたくなる。

 

 

鉄道グッズの即売などは、次回に。