気温が35℃を超える猛暑日が、当たり前の日が続いている。
全国各地で走る観光列車は、冷房があるとはいっても、暑いのはシンドイ。
そこで、今回は涼しそうな品、「ビン入りサイダー」の紹介だ。
観光列車では、地元の飲み物を飲みたいというニーズがあり、小規模でも採算を取りやすい「ビン入りサイダー」を販売する列車が目立つ。
先日の「地ビール」に続き、車内販売で買った「ビン入りサイダー」のまとめである。
【1】リゾートビューふるさと「雪どけサイダー」 (2015年11月)
長野県の篠ノ井線・大糸線を走る「リゾートビューふるさと」で販売しているサイダーだ。
その名も「雪どけサイダー」だ。車内販売の設備が、充実しているとは言い難い列車にしては、頑張っていると思う。
長野支社は、企画をする上層部も、アテンダントさんも、なかなかやるぜ。
【2】ハイレール1375「八ヶ岳高原サイダー」 (2018年1月)
運転開始1年になる小海線の「ハイレール1375」で売られている「八ヶ岳高原サイダー」だ。
標高1000mを超えて、860~900hPaと低いためか、炭酸の泡が良く出る気がした。同時に買ったかりんとうが美味かったから、1瓶がすぐ空いてしまった。
【3】富士登山電車「フジヤマサイダー」 (2017年6月)
山梨県の富士急行線を走る「富士登山電車」で買ったサイダーだ。
冷えているサイダーで、これは美味しい。
美しい富士山を見て、親切なアテンダントさんから買うと、さらにおいしく感じる。
【4】リゾートビューふるさと「ハサイダー」 (2016年11月)
信濃大町の近くの破砕帯(はさいたい)から湧き出る天然水を使ったサイダーだ。
高い山の破砕帯の水と言われただけで、凄そうに感じてしまう。
【5】かわせみやませみ「晩白柚サイダー」 (2018年5月)
JR九州の肥薩線を走る「SL人吉」や「かわせみやませみ」で販売しているサイダーだ。
「晩白柚サイダー」だが、「晩白柚(ばんぺいゆ)」は、柑橘類の一種だそうだ。260円也。
【6】越乃シュークラ「元祖スキーサイダー」 (2015年11月)
日本にスキーを初めて伝えたオーストリア人・レルヒさんの名前がついた「元祖スキーサイダー」だ。
本来は酒が売りの列車だけど、午後に仕事を控えていたため、コーヒーとサイダーで過ごすことになった。
【7】秩父鉄道SL「ラムネ号C58」 (2015年10月)
秩父鉄道の蒸気機関車では、車内販売が行われている。
ラムネも販売されていた。他のサイダーより、一回り小さいビンだった。
【8】指宿のたまて箱「指宿温泉サイダー」 (2018年5月)
今年の5月に「指宿のたまて箱」に乗って、車内販売で買った品物だ。
冷たいサイダーだ。
【9】ゆふいんの森「ゆふいんサイダー」 (2015年2月)
緑色の瓶に入ったゆふいんサイダーだ。これも冷たくて美味しかった。
2018年2月に確認したら、260円で販売していた。
【10】リゾートしらかみ「鯵ヶサワー」 (2018年6月)
この6月に飲んだのが「鯵ヶサワー(あじがさわー)」だ。地名・鯵ヶ沢を通るので、地元の名前がついた飲み物だ。
「サワー」と名がついているが、アルコールは入っていない。
鮮やかな青い色が、美しい。
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
この次の乗り鉄は、8月3日4日の四国を予定していました。
ところが、愛媛県の「伊予灘ものがたり」が走る区間が、肱川の氾濫による水害で、被害をうけてしまいました。
7月中の運転は中止が決まっていましたが、被害が大きいため8月19日までの運休が決定してしまいました。
自分が乗りに行けなくなったのもショックですが、五郎駅をはじめとした「伊予灘ものがたり」沿線の被害が、当初の見込みよりも大きかったというのが、すごく残念です。