新下関と東萩の間を走る観光快速「○○のはなし」、
前回は車両についてまとめた。車両編はこちら。
今回は、車内販売について。
【1】販売カウンター
2両編成の気動車の中央に、販売カウンターが設置されている。
(写真↓は営業終了後)
営業中は、カウンターの上に、各種メニューやお勧め品が載っている。
そしてウインドーの中にも、名産の品が並んでいる。
「ふぐチップス」324円とは、下関らしい。ペットボトルのお茶(綾鷹160円)もあるぞ。
独特の柄のグッズ、てぬぐい1080円、コースター432円などもある。
綺麗だから、お土産に良い品と思う。
この販売カウンターに、2人の販売員がいて、笑顔で販売してくれていた。
元気で丁寧、好感度抜群だ。
【2】予約制料理
観光快速「○○のはなし」では、予約制の料理を注文できる。
午前の新下関発・東萩行きでは、2500円の弁当が予約できる。
私が乗った午後の新下関行きは、1200円の「萩のスイーツセット」を予約できる。
私は、もうひとつの「おつまみセット」(萩焼のオチョコつき)1500円を予約した。
箱を開くと、料理が詰まっている。
料亭が作ったそうで、手が込んでいるのが分かる。
包み紙や箸に、列車名が記されているのは、うれしい。
萩焼のオチョコがついてきた。美しい作品だ。
本当は、2500円の弁当を食べたかったのだけど、この日は往きの新下関発の列車に長門市まで乗らないとゲットできない。日程的に厳しかった。
【3】買った品物
萩焼のオチョコがついていたから、本来は日本酒を飲むべきなのだろうが、一緒に飲む酒は、地ビールにした。味わいがあるちょんまげビール420円を頼んだ。
グランクラスと同じように、栓を引っこ抜いた状態で、渡された。
プラスチックのグラスがついていて、注いで飲むことができた。
この日はやや波が高かったが、海を見ながらビールを飲めるなんて、シアワセだ。
用意されている酒は、地ビールが2種類、そして日本酒が選べる。
私は日本酒の名前も味も、よく分からないけど。
2品目は、ソーセージだ。
くじら入りだそうだ。下関は、調査捕鯨の基地でもある。
昔は食べていたから、何か懐かしい。
3品目は、鶏卵せんべい。
お土産にしてもいいし、手軽に食べるのにも良い。
【4】様々な品
カウンターでは、今回買った品以外にも、様々な品が売られていた。
私が乗ったのは、もう夕方だったから、人気商品は品切れになったものもあったようだ。
参考までに、メニューを載せておく。
2014年に「みすゞ潮彩」のカウンターは、こちら↓。
以前は自由席も連結されていて、安い品が多く、気軽に買えるものだった。
観光客なら、少し高くても、良い品の方がいいかな。
「○○のはなし」に乗ったのは、満席状態の途中駅だった。
満席状態では、車内の写真は撮りにくい。
下関でも少ししか降りず、大半の客は終点の新下関まで乗車。最後の客である私ともう一人が降りて30秒で、新下関、を発車してしまった。今回は、車内を撮るのに苦労した。