山形鉄道「四季彩号」車両 | 車内販売でございます。

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各地の第三セクターは、経営が厳しい中、営業努力を重ねている。

その中の1つが、山形鉄道「フラワー長井線」だ。山形新幹線が停まる赤湯駅から、今泉、長井を通って荒砥(あらと)まで走るローカル線になる。
今回、この山形鉄道「フラワー長井線」に乗ってきたので、車両を紹介する。
 
【1】一般的な車両
以前からの一般的な気動車は、こちら。3色のラインが入っている。
基本的にロングシートで、結構多くの客が乗ることができる。
古い車両だが、冷房もバッチリ効いている。
今回乗車した車両には、鉄道むすめのキャラクターが、多数描かれている。
中には、《萌え~っ!》と感じる人もいるのだろう。
 
【2】地元のラッピング車両
山形鉄道「フラワー長井線」は、地元の自治体の特色をイメージした塗装の車両が、運転されるようになった。南陽市、長井市、白鷹町、川西町の特色にちなんだ柄で、ラッピングされた車両だ。
■白鷹町の紅花
紅花をあしらった存在感のあるラッピングだ。田んぼの中を、強烈な赤色の車両が走る光景は、すごく目を引くだろう。
 
■南陽市の桜
南陽市の烏帽子山千本桜をイメージした美しいラッピングだ。
 
■川西町のダリヤ
川西町にある広いダリア園にちなんで、ダリヤをちりばめたラッピングだ。すれ違った際に、ホームの反対を撮ったため、写りが良くないので悪しからず。
 
この他、長井市の青い車両もあるのだが、この日は見当たらなかった。
白鷹町と南陽市の車両は、座席がロングシートでなく、ボックスシートだった。
 
【3】四季彩号《塗装》
今年1月に、リニューアル車両が導入された。
イベントや食事ができる車両で、「食堂車」「シンボル車両」と呼ばれていた。愛称を募集した結果、「四季彩(しきさい)号」と決まったとのこと。
 車両の外観は、上品な美しさがある。
 
この四季彩号は、リニューアルされたが、元は昭和63年に作られたものだ。
でも、昭和の車両とは感じない綺麗な車両だ。

 
【4】四季彩号《車内》
弁当が出る企画列車に乗車したから、ロングシートにテーブルがついている。
天井と側面のライトが、趣がある。
 
この日の「四季彩号」は、定員44名のところを、乗客は16人だった。
このため、テーブルの設置は、ほぼ半分だった。テーブルがある場所と、ない場所があった。
 
 普通列車としても使えるように、「優先席の設置」「ゴミ箱の設置」がされている。「つり革」もある。
「つり革」のうち、1か所だけハート型になっている。特注だから、案外高いらしい。
 
私は、この「四季彩号」に乗って、弁当とスイーツを食べてきたのだが、料理と車内販売については、また近いうちにまとめる。