「太平洋パノラマトロッコ」が、4月5月の土曜休日に運転された。
私は最終日に、高知~安芸間に乗車した。
■トロッコ車両
トロッコ車両と、一般車両の2両編成だ。
トロッコ車両は、去年まで「絶景!土讃線秘境トロッコ」として、大歩危まで運転されていたものだ。
写真は高知駅に停車中のトロッコ。窓を閉めることができずに風を受ける車両だ。天気が良くて晴れた日には、最高だ。濡れても良いように、座席は木でできている。
■一般車両
こちらは、エンジンがついた特急車両だ。
冷房もついているリクライニングシートだ。
1枚の指定席で、両方の車両の席が、確保される。
■切符と乗車記念証
私はJR四国乗り放題の切符だったが、土佐くろしお鉄道に乗り入れるため、別途1日券を購入した。
たくさんの観光資料と共に、記念乗車証をもらった。裏にスタンプを押してある。
■トロッコ区間の車内
トロッコ車両に乗れるのは、のいち~安芸間だけだ。高知~のいち駅は、一般車両に乗る。みんな待ってましたとばかりに、トロッコ車両に移動する。
マイクを持った地元の方が、地元の案内をしてくれる。ただ、トロッコ車両は走る音が大きく聞こえるため、あまり良く聞き取れない。。
土佐くろしお鉄道のこの区間は、約20mの高架を走るため、見晴らしが良い。海がよく見える。これは気分いいなあ。
■夜須駅イベント
途中の夜須駅では、停車して下車観光できる。
地元の11の市町村が、日替わりで地元の特産品を販売する「駅前マルシェ」。
この日は、安芸市だった。もっと大規模なものをイメージしてたけど。
ダッシュして一番乗りして、まだ客が来ていない状態で撮影。
私は、タイガース
■タイガース
私は、阪神柄のクッキーを買った。
安芸は、阪神タイガースのキャンプ地で、結びつきが深いわけだ。
そのためか、タイガース色の車両も走っていた。
地元の球場には、「ようこそ 安芸タイガース球場へ」と書いてあった。
地域との結びつきが強いのが分かる。
■ゆるキャラ
安芸駅のホームで、ゆるキャラ三体が歓迎してくれた。しっかりポーズをとってくれて、うれしいぞ。
発車間際に、三体で踊ってくれた。
お互い手を振った。
■感じたこと
海の近くで高さ20mの高架を走るわけだから、非常に景色の良い路線だ。
観光列車を走らせるのには、最適な区間と言える。
「伊予灘ものがたり」は、道後温泉など既にある愛媛の観光地に魅力を加えた。愛媛か他県か迷ったけど、「伊予灘ものがたり」という観光列車があるなら愛媛にしようか、というプラスアルファの魅力になっている。
とりあえず試験的な運転のようだが、今後どうなるか期待したい。