青の交響曲【車内販売編】 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

近鉄の観光列車「青の交響曲(シンフォニー)」に乗った話、前回の【車両編】に続き、今回は【車内販売編】だ。落ち着いた車内や豪華な座席について書いた【車両編】はこちら↓

http://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-12245383934.html

 

「青の交響曲」は、1日2往復、4便運転されるが、私が乗ったのは2便・3便・4便の3本だ。それぞれ2回ずつ購入したから、計6回の利用となった。

《第2便》吉野12:34発→大阪阿部野橋13:51着

【1品目】ケーキセット1100円

吉野駅から発車した時点で、乗客は10人ほど。2月の平日だから、山深い吉野に観光に来る客は少ないので無理はない。(そのかわり途中駅から地元の住民がどんどん乗ってきた)。

私はカウンターのアテンダントさんに「多く売れているのは何ですか?」と尋ねた。ケーキセットが人気とのことだったから、「季節のオリジナルケーキセット」を頼んだ。

大阪マリオネット都ホテルのケーキで、金箔が載っていた。飲み物は、コーヒ―と紅茶が、アイス・ホットとも選べる。やや高かったが、美味しいから納得できた。

 

【2品目】吉野地酒セット1200円

次に頼んだのは「吉野の地酒(やたがらす)新酒飲み比べセット」だ。私は日本酒は苦手なのだが、飲みたくなった。実際に飲んでみると、スッと体の中にしみ込んできた。癖が無くて美味しい。

オチョコに「青の交響曲」と入っているから、更に気分が出たのだろう。この地酒セットは、2月3月限定だそうだ。

オチョコ3個は2000円で売っているそうだ。

 

《第3便》大阪阿部野橋14:10発→吉野15:26着

【3品目】サンドイッチセット680円

「青の交響曲」では、弁当の販売は無い。そこで軽食のサンドイッチセットを頼んだ。紅茶とサンドイッチ3切れで680円だ。柔らかくて美味しくて、何よりもラウンジで気分よく食べられたのは大きい。満足できた。(2切れだったら、前日の東海道新幹線のセットでガッカリしたから、満足感なかったと思う)

 

【4品目】いちごジェラート350円

私は2月だが平気でアイスを食べる。奈良県産のいちごを使ったジェラートを選んだ。他にもバニラとほうじ茶のジェラートがある。

車内販売でよく見られる凄く硬いアイスという訳ではない。

 

《第4便》吉野16:04発→橿原神宮16:44着

【5品目】サンドイッチセット680円

5便は満席だったが、吉野から橿原神宮までなら空いていたので乗車することにした。頼んだのは、再びサンドイッチセットだ。腹が減ってたのと、サンドイッチが美味かったためだ。今回は、ホットコーヒーにした。

この日は、朝食などでもコーヒー飲んだから、コーヒー5杯。胃腸がおかしくなるや。

 

【6品目】タオルハンカチ400円&柿もなか650円

橿原神宮で降りる直前に、カウンターに行って土産とグッズを買うことにした。

土産は「柿もなか」5個入り650円。吉野地方では知られている土産らしい。

そして、実用品としてタオルハンカチ400円を買った。青い袋もカッコいいな。

以上、6回の利用となった。かなり食べて飲みまくったから、カウンターのアテンダントさんと上司風の男の職員からは「あのお客、また来たぞ」という表情で見られたようだ(笑)

 

★★★★★★★

 

■食べた場所は2号車ラウンジ

この日は、ラウンジは空いていたから、4回とも一番隅の席に座った。4回とは、サンドイッチ二回、地酒、ケーキで、アイスは座席に戻って食べた。

指定された座席が豪華だから、カウンターで酒を買っても、座席に戻って飲む客も目立った。

 

■カウンターの上には

2号車の販売カウンターの上の様子だ↑。左には人気のケーキセットのケーキが並んでいる。生ビールのサーバーもあるぞ。奥には日本酒の棚も。

青の交響曲グッズもある。

車両立体キーホルダー800円、電車型ホッチキス900円、クリアファイル400円など。

 

■販売品目

車内販売カウンターで売られている品目は、座席に詳しい案内が置かれている↑。ずいぶん分かりやすい案内と言える。

ホームページにも詳しく載っている。↓

http://www.kintetsu.co.jp/senden/blue_symphony/service.html

弁当や予約制の食事がないのは、1時間15分程度の所要時間を考えると順当なところだと思う。販売品目は概ね適切だと思うが、収益を考えると、3000円とか5000円くらいの土産物をもっと増やしても良いと感じる。

 

■安定した接客

この日は平日だったが、販売カウンターには、アテンダント2人、責任者風の男性、そして奥の洗い場に若手男性の計4人乗車していた。第一便には、鉄道カメラマン櫻井寛氏が取材が入っていて大勢乗車していたようだが。(小湊鉄道でも会ったなあ)

アテンダントから「このお土産お勧めですよ~」とか「今日は観光ですか?」などと積極的に話しかけることはなかったが、笑顔でしっかり丁寧に仕事をしていた。(しまかぜでも同じたけど)  接客水準はなかなかのものだ。

「青の交響曲」での飲食は、計4010円になった。お土産1050円を含めると5060円。

特急料金も加えると更に多くの出費になったが、車両・車内販売・接客とも一定水準を超えていて、気分よく乗ることができたのだった。