※タイトルの「夢やすらぎ」が「夢ゆすらぎ」に打ち間違えていました。訂正しました。すみません。
今回は、井原鉄道の「夢やすらぎ」車両に乗った話。
【1】井原鉄道「夢やすらぎ」とは
井原鉄道は、岡山県と広島県の県境付近を走る第三セクターだ。主に1両編成の気動車が、総社と神辺を結んでいる。倉敷の隣の「清音駅」と「総社駅」の間は、JR伯備線と並行して走る。
その井原鉄道には、特別な車両がある。それは「夢やすらぎ号」である。
1号車の気動車で、2005年から走っている。車両を見ると宝くじの収益金から補助が出ているようだ。
「ゆふいんの森」や「或る列車」を設計した水戸岡鋭治氏による車両と聞き、一度乗ってみたくなった。
【2】赤い車両
「夢やすらぎ号」は、赤茶色の車両だ。
しなの鉄道の「ろくもん」や、JR九州の「いさぶろう」に似た色調と言える。
【3】車両の内部
車両の中を見ると、やはり水戸岡車両だ。
ロングシートの部分もあるが、木を基調にした車両だ。
ごく綺麗な車両だ。
ボックスシートは間隔が広く、ゆったりとしている。
テーブルもあるぞ。テーブルに缶コーヒーを置く時には、役立ちそうだ。
ロングシートの吊り革も、木製だ。
ローカル線は、補助金をうまく利用して、設備投資をしているのだなと実感。
ブラインドも、木製だ。
木製のブラインドだと、数年たってぼろくなって補修・交換するのに、金かかるだろうなあ。
【4】清音から総社へ
私が乗ったのは、清音駅から終点の総社駅まで。
井原駅方面からの約20人の客は、私が乗った清音駅で降りていき、倉敷方面のJRに乗り換えていった。清音からの車内は、私を含めてたった3人。これは車内の写真を撮りやすい!
井原鉄道の初乗り運賃は、210円となっている。でも清音と総社の間は、JRでも行けるから、JRの190円で乗ることができる。
私はこの日、青春18切符を利用していたが、井原鉄道の車両に乗ると、別途料金が必要だ。
あれ?と思ったのは、清音駅の窓口で買ったのに、車内の乗り越し精算に使うような紙だったことだ。
【5】グッズを購入
井原鉄道では、車内販売は行われていない。
しかし、車内販売が無くても、グッズくらいは買いたかった。清音駅の窓口で、グッズを購入した。
絵葉書セット250円が、2種類売られている。
3種類私が買ったのは、絵葉書セットA250円と。、マスキングテープの2品だ。
マスキングテープは、3種類あるとのこと。
切符は、車内販売の領域外だから、買わないことにしている。
九州旅行の帰りに、小倉から倉敷まで夜行バス、そして朝に井原鉄道の「夢やすらぎ号」に乗った。そして岡山から宇野まで「ラ・マルせとうち」に乗車。帰りも単純に帰らずに、寄り道だ。最後にあと1列車、まだ車内販売を利用したことが無い関西の列車に、強引に乗車したが、これはまた近いうちに。