銚子電鉄に乗って来た | 車内販売でございます。

車内販売でございます。

車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

 お盆の期間に、青春18切符を使って、銚子電鉄に乗って来た。

 午前中にも小湊鉄道の「里山トロッコ」に乗って、養老渓谷まで往復した。五井駅に着いても、まだ午前中だ。十分に時間がある。それならばと、銚子電鉄まで足を伸ばすことにした。

 

 銚子電鉄を2往復したが、いずれも写真の車両だ。古いけど、鉄道マニアにとっては、趣があり、いとおかし。

 

 利用したのは、1日乗車券だ。この券を持って、犬吠駅を歩いていると、売店のオバちゃんから、しつこく「引き換えできるよ!」と言われた。こういうの、親切で良いなあ。

 

 いつも通り過ぎている観音駅で、降りてみた。お目当ては、たい焼きだ。住宅地の中にあるのに、結構繁盛している。

 私は、普通のたい焼きと、冷たいたい焼きを購入。冷たいクリーム入りは、別の業者が作って冷凍したものだから、暑い日には良いが、銚子まで来て買ったありがたみがない。

 普通のたい焼きは、大きい割には安く、味もまあまあで、得した気分になる。

 本当は、完全不定期で行われる銚子商業高校の生徒による車内販売が利用できたら最高なのだが、この日は無かった。去年は頻繁に行っていたようだが、最近はあまり行っていない模様だ。

 高校生が車内販売を行うようになった経緯は、こちら↓

http://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-11948300231.html

 銚子電鉄は、廃線の危機を何度も乗り越えただけあって、多くの人たちの支援を得ている。つりかわに、会社の宣伝や、個人のメッセージが入れられる。乗客との距離が近いなあと、実感できる。

 銚子電鉄の駅名は、ネーミングライツを導入している。駅名を会社の宣伝を入れる代わりに、年間一定額を払う仕組みだ。写真↓の「笠上黒生(かさがみくろはえ)」は、駅名が「髪毛黒生」になっている。

 この笠上黒生駅では、タブレット交換を行っている。今ではほとんど見ることができない。

 

終点の外川駅には、古い車両が停まっていて、ミニ博物館になっている。
 

鉄道のお宝の他、メンコ等の昭和の品が並んでいた。 

外川駅構内に、アオノリュウゼツランが咲いていたのだが、強風で折れてしまったそうだ。 

珍しい植物のようだ。 

 
帰りは、青春18切符だから、しおさいには乗れない。単調な乗継だったけど、暑い日だけに、冷房が効いていれば、贅沢は言えない気分になった。