家康の湯に行く【熱海】 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

 わたしは熱海に、年に5~6回出掛ける。大半が乗り鉄だ。
 東京周辺に住む私にとって、熱海は「青春18切符を使って関西に行く途中」や「スーパービュー踊り子で往復」など、手軽に行ける場所にある。
 以前は、熱海駅から海岸まで歩いて散歩したものだが、帰りの上り坂が凄くキツい。特に夏は汗をかいて大変だから、行くのはツラい。
 そこで、熱海への乗り鉄で便利なのが、「家康の湯」だ。
 

 熱海駅の改札から徒歩15秒、無料で入れる足湯が「家康の湯」である。駅の目の前であり、無料で予約不要というのは、非常にポイントが高い! (入れるのは、午前9時から午後4時までだそうだ)

 

 写真のように、左右に計20人くらい座れる。改築工事が終わり、以前よりも、広くなった。
 

 この目の前に、タオルの自動販売機が設置されている。1つ100円というのが、手軽で嬉しい。
 わたしも1つ購入した。やや薄いタオルだが、「家康の湯」とプリントされていて、手軽な土産物にもなるかもしれない。
 

 この日も私は靴下を脱いで、ズボンを膝までまくった。足湯に入ると・・・・あ、熱い! 手元の非接触温度計によると、42℃だった。(実際は、もっと熱いハズ)  
 冷房でダメージをくらっている足には、この足湯は大きな効果がありそうだ。
 

 私には、「熱海乗り鉄」の定番コースがある。新宿9:25発のスーパービュー踊り子3号に乗り、熱海に10:55に到着する。そして、熱海駅前の「家康の湯」に10分浸かって、11:09発の普通列車で隣の湯河原に。(舛添前知事が知名度を上げた温泉地だ)
 そして、湯河原からスーパービュー踊り子2号のグリーン車に乗り、東京に戻るという定番コースだ。
 なぜ熱海から乗らずに湯河原から乗るかは、東京の乗り鉄ならご存知だろう。熱海~東京は100kmを少しだけ超えてしまい、スーパービュー踊り子の特急料金・グリーン料金は2210円から3890円に一気に上がってしまうからだ。1駅だけ普通列車に乗るだけで1680円を節約するセコイことをするわけだ。
 

 私は「大人の休日倶楽部パス」4日間有効の3日目に、「熱海往復」をした。4日目には東北新幹線で北に行く計画だったが、疲れたため、4日目にも、全く同じ行程で「熱海往復」をした。
 わざわざ中部地方(熱海はギリギリ静岡県)まで、足湯を10分入るために、時間かけて出掛けるなんて、不思議なことをするものだ。
 これは、スーパービュー踊り子の販売員の方々が、素晴らしい応対をしてくれたから、また乗りたくなったという事情もあるのだけど。