朝採り枝豆を上越新幹線で食べてきた | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

 書きかけた内容がまだ完結していないのに、別の内容に飛びがちな今日この頃。今回も、「ろくもん」や「リゾートしらかみ」の続編を後回しにして、別の内容になる。
 今回は、朝採り「ゆで枝豆」の話。
 

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【1】丁度良いタイミング
 7月になったら、新潟に行くことにしていた。
 目的は、何か。「現美新幹線」に乗るためだ。
 
 6月までは、旅行商品を利用するのが基本だったが、7月から自由席(1両だけ指定)となり、乗りやすくなった。
 
 新潟に行ったのは、AKB総選挙のポスターが、現在も新潟駅前に掲示されているからではない。(7月3日撮影)
 

【2】枝豆の車内販売が7月から開始
 そんな折、興味を引くニュースが入ってきた。新潟発の上越新幹線で、朝摘みの枝豆を販売するとのこと。
 その日の朝に、新潟県内で収穫した枝豆を、上越新幹線「とき」「MAXとき」で、車内販売をする。数量は、一日50個限定で、上り列車で完売しなければ、東京発の下りでも販売する。
 のりものニュース↓
http://trafficnews.jp/post/54151/
 生産者「全農のホームページ」↓
http://www.nt.zennoh.or.jp/news/announcement/announcementnews/2016-0627-1649-25.html
 日曜日の夕方に、新潟に行くから、これは丁度良い。

【3】車内販売の宣伝にも
 東京から乗車した上越新幹線の座席に置いてある車内販売のお知らせにも、枝豆の車内販売開始の案内が書いてあった。
 
 500円でビールセットの宣伝も、されている。
 
 あ~、飲みたくなった。でも新潟まで我慢。

【4】枝豆をゲット
 東京から「枝豆」を買うには、一旦新潟に行ってから、折返しとなる。
 新潟17:23発「とき338号」に乗った。こんな時には、乗り放題の大人の休日倶楽部パスは便利だ。
 私が座った3号車自由席は、新潟発の時点でほぼ満席。長岡か浦佐で、新潟に折り返して現美新幹線に乗る必要があるから、急いで車内販売を利用しなくてはならない。待っていると、燕三条付近で、先頭1号車方面からワゴンがやって来た。前の客へのコーヒーの受け渡しを見ると、丁寧だけど手際の良い販売員さんだ。
 ワゴンが私の席の横に来た。
「枝豆セット、ありますか?」
「はい、ございます。500円です」
これでパッと注文完了。
私は思わず「新商品をゲットできて、ラッキー!」とつぶやいたが、販売員さんは笑顔で応えてくれた。
 
 枝豆は、単品だと300円。大きさが分からなかったが、このくらいの量なら、高くはない。

【5】採れたては美味い
 さすがに朝採り「ゆで枝豆」、適度な固さで美味しい。冷凍ものとは、全く違う味だ。
 
  セットについてくるビールは、「麒麟一番搾り新潟づくり」だ。地元の名前がついていると、美味しく感じるから不思議だ。
 
 それにしても、枝豆とビールは、よく合うや。
 美味い理由の一つは、腕の良い販売員さんから買ったからだけど。(往きの東京発の男の販売員がひどすぎたもので)

【6】思うこと
 この企画は、全農にいがたの「作付面積が日本一の新潟の枝豆を、アピールする」という目的と、JR東日本の車内販売を担当するNREの「車内販売を活性化させる」という目的が合致して実現したようだ。
 地元の企業・団体を巻き込んで、活性化を目指す取り組みは、もっとできると思う。売れ行きが良ければ、他の地域にも広がっていくのではないかと感じる。