「花嫁のれん」~食事&車内販売編~ | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

 石川県を走る観光列車「花嫁のれん」、華やかな車両については、以前紹介した。↓
http://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-12155275385.html
 今回は、予約制の食事と、車内販売について、まとめることにする。
 

【1】予約制の食事
「花嫁のれん」には、予約制の食事がある。列車によって、3種類のうち1つを予約できる。
★2号・・・和軽食セット2500円
★1号3号・・・スイーツセット2000円
★4号・・・ほろ酔いセット2000円

https://www.jr-odekake.net/navi/kankou/hanayomenoren/
指定席券は「みどりの窓口」でも取れるが、食事券は「みどりの窓口」ではダメで、JR東日本管内なら「びゅうプラザ」で購入する。
 
  私は近くの駅の「みどりの窓口」で指定券を10時打ちでゲット、それを確かめた上で後日に東京駅の「びゅうプラザ」で食事券を購入した。
  「花嫁のれん」に乗る客は、旅行会社の団体扱いか、1か月前の10時打ちが大半だ。10時打ちで「花嫁のれん」の席をゲットした客が、同時に食事券の発券を求められたら、10時打ちを希望する他の客が困るから、順当な措置かもしれない。


【2】スイーツセット
 「花嫁のれん3号」が発車してしばらくしたら、食事券を持っている客に、食べ物が運ばれてきた。運んできたのは、3人乗務していた客室乗務員だ。
 
  ホットコーヒーと、スイーツが配られた。赤い紙の上に、鮮やかなスイーツは、実に綺麗で見映えが良い。
 
  そして、コーヒーを飲み終わった頃に、赤い箱が配られた。花嫁のれんのロゴも入っている豪華そうな箱だ。
 
   この箱は、お土産のお菓子だ。地元の有名なパティシエ辻口博啓氏の店で売られているバームクーヘン等のお菓子だ。多くの客は、車内で食べずに、お土産にしていた。

 
  お土産があるから、2000円は妥当な金額だと思う。
 ただ、予約制にする必然性がある品はスイーツ1品だけであり、本当に予約制にする必要があるのか、やや疑問に思えた。

【3】ほろ酔いセット
 和倉温泉からの帰りに乗った「花嫁のれん4号」では、私は「ほろ酔いセット」を予約していた。
 
 
   ほろ酔いセットは、酒のつまみになる食べ物が三点入っている。お品書きがついていたが、なぜか2号の和軽食セットのお品書きを渡されてしまい、この料理が何なのか、よく分からない。
 
 
  飲み物もついている。お酒一本と、加賀棒茶だ。
 私は日本酒の味はよく分からないが、地元の日本酒だから飲んだ。紙の御猪口には、ロゴが入っていて、カッコいい。
 もう1本、ペットボトルの加賀棒茶もある。

【4】カウンター
 「花嫁のれん」の車内販売は、ワゴンではなく、カウンターに出向いて買う形になる。華やかなカウンターだ。
 
 見やすいメニューが、置かれていた。
 
主な品物は、このようなものだ。
ホットコーヒー300円
加賀棒茶130円
加賀百万石ビール390円
能登牛ビーフジャーキー540円
能登七尾名物大豆豆540円
ピンバッジ600円
花嫁のれんチョロQ1300円
水引コースター760円
 


【5】車内販売を利用
 客室乗務員は3人乗務していた。食事を運んでいる時には、カウンターで車内販売を利用するのは難しいが、手の空いている時には、購入することができる。
  私は次のようなものを買った。
《1》りんごジュース270円・・・甘くて美味しいジュースだ。
 

《2》黒糖こげぱん380円・・・適度な甘さで酒にも合う
 

《3》塩ようかん160円(左)、ゆずもなか(右)・・・小さくて安いから、気軽に買える。


 《4》クリアファイル250円・・・これは美しい。値段も高くない。
 

 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

  カウンターでの車内販売は、あまり利用している客はいなかったように見えた。乗車時間が一時間ちょっとだし、予約制の食事もある列車という事情もある。
  カウンターで、一箱1000円か2000円の温泉饅頭のようなお土産品でも売れば、それなりの売上、収益は上がりそうだ。そうしないのは、地元商店に対する配慮だろうか。

 「花嫁のれん」の『接客』に関しては、もちろん悪いわけではないのだが、何と書いたらいいか難しい。また機会があれば、まとめることにする。