山陽新幹線で地域の土産物販売 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

 JR西日本では、在来線の特急での車内販売は、ほぼ廃止となった。「サンダーバード」や「くろしお」も、車内販売の利用者が減少し、経営的に厳しくなったからだ。
 一方、山陽新幹線では、現在も「のぞみ」「さくら」などで車内販売を行っている。 JR西日本、正式には系列会社の「ジェイアール西日本フードサービスネット」は、売り上げをアップさせて、車内販売を継続させようと、様々な努力を行っている。
 その努力の一つが、走る日本市プロジェクトだ。
 JR西日本管内の「ここでしか買えないお土産」を、県ごとに約3か月交代で、ワゴンに載せて販売する。昨年5月から、山口県、福岡県と続き、2015年11月25日から2016年2月下旬までは石川県の土産を販売している。(2月下旬からは岡山県だ)
 

 私は2月上旬に、山陽新幹線に乗ったが、こういうイベントがあるなら、何か買いたいと思った。で、品目を見ると・・・・
《トラベル歯ブラシ》1450円→→普段は7本108円の環境に優しくない使い捨て歯ブラシを使っているから、やめておこう。
《加賀友禅スカーフ》・・・綺麗だなあ。お土産にも良いなあ。ん??何だ!12500円!たかっ。品物は良いけど、高すぎる。
《トラベルスリッパ》・・・スリッパは、荷物になるから使い捨てだなあ。3800円は、ちょっと。
 
おっ、良いのがあった。
《新幹線づくし ふきん》がある。新幹線の柄のふきんで、550円と手ごろだ。このふきんは、こちら↓。
 
ドクターイエローの黄色が目立つ。大きさは30cm×40cmくらい。
高いものと安いものを混ぜるのは、有難い。
 
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 そういえば、2014年8月に山陽新幹線に乗った時も、地域の特産物の販売を行っていた。
  
  この時は、和歌山県でとれた特産物を、期間限定でワゴンに載せていた。この「和歌山フェア」で買ったのは、これ↓
  
  「すっぴんジュース」320円だ。みかん7個を使ったストレートジュースだ。確かに美味かった。

 JR西日本(ジェイアール西日本フードサービスネット)は、車内販売の衰退を阻止しようという取り組みが、いたるところで見られるのには、好感が持てる。「地域限定の土産物」以外にも、
★一度車内販売を利用した客には、「割引券」を進呈
→→ホットコーヒーとアイスが50円引きで買えるのは、うれしい。
★その場で作る「みそ汁」を昨年2月に開始
→→現在はどうなっているのか、確認し忘れてしまった。
 
 こういう取り組みは、車内販売を盛り上げる様々な対策の一つとして、貴重だと思う。車内販売をブルートレインのように「安楽死」させるのではなく、何とかして継続させる現場の努力は、素晴らしいと思う。