西日本で、3日間の乗り鉄3日間をしてきた。その2日目には、午前中に四国に渡り、「伊予灘ものがたり」の大洲編と双海編に乗った。(その時の話は後日。)
乗り終わって、松山着が13時台。ここから岡山・広島に戻っても、乗りたい列車には、間に合わない。そこで、そのまま帰るのは芸がないと思い、JR予讃線の伊予西条で途中下車をした。
目的は、四国鉄道文化館に行くことだ。
四国鉄道文化館は、伊予西条駅前にある。改札から1~2分の場所で、南館と北館に分かれている。そして近くに「十河信二記念館」「観光交流センター」があり、4施設で「鉄道歴史パーク in SAIJO」となっている。
南館と北館は、入場料が300円かかる。
入場するとすぐ、0系新幹線の、お出迎えが!これはものすごく迫力がある。JR四国の新幹線と言ったら、予土線の気動車だけかと思ったが、ここに実物があったのだ。
(写真↑は、予土線の新幹線の形をした気動車)
新幹線は、運転席まで上れる。様々な計器が並んでいて、マニアにとっては大変ありがたい特等席だ。これは凄いっ!
座席でひと休みすることもできる。0系車両なら、転換クロスシートのような青い座席が似合っていると思うけどな。
南館には、 蒸気機関車が1台、静態保存されている。C-57蒸気機関車だ。
蒸気機関車も、運転席の近くまで入って行ける。こう見ると、蒸気機関車の方が、運転が難しそうだなと感じる。
車輪の実物も、何種類か展示されている。近くで見ると、重そうな車輪だ。ちなみに、すぐ隣の線路は、狭軌と標準軌が並んでいて、幅の差を実感できる。
フリーゲージトレインの試作車両が、南館の目立つ場所に停めてある。愛媛県にとっては、新幹線を通すのは簡単でないと分かっているので、フリーゲージトレインなら新大阪まで乗り換えなしで行けるのが、メリットだ。
気動車も展示。キハ65だそうだが、キハの形式は、よく分からないので、素人が見ても感動は薄い。
なぜか、信号の実物も並んでいる。
ジオラマも作られている。ガラス越しで撮影したため、写真映りはイマイチだ。
子供向け撮影用の服も用意されている。
これ↑は凄い。見ているとさすがJR が力を入れている施設だけある。これだけで15分使って、じっくり見たいな。
私は、蒸気機関車やディーゼル機関車や信号やジオラマには、あまり興味ない。だから、次の「しおかぜ」が発車するまでの一時間で見学できた。
興味関心が幅広いマニアなら、一時間の見学では、厳しそうな気がする。