弥生軒で駅そば~我孫子 | 車内販売でございます。

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 主に車内販売を取り上げる鉄道ブログ「車内販売でございます。」、今回は車内販売ではない記事のお届けとなります。
 
 今シーズンの青春18きっぷが余ってしまった。
 年末年始の仕事が予想外に忙しくなり、この期間に関東地方から飛び出たのは、フルーティアふくしまに乗った1回だけだった。時間がなくて、このブログ「車内販売でございます。」の更新も、滞っている。
 遠くに行きたくても時間がないため、やむなく近場の乗車に青春18きっぷを利用した。
 出かけたのは、常磐線の我孫子駅だ。あと2駅で茨城県に入るが、千葉県の駅だ。我孫子駅の近くには、手賀沼はあるが、特に観光施設はない。
 今回の目当ては、ここ↓
 
 弥生軒だ!
 我孫子駅のホームには、立ち食いそばの店「弥生軒」がある。(チェーンの定食屋ではないので念のため) 
 ここの立ち食いそばは、一部のマニアの間では、有名な存在となっている。若い人には知られていないが、有名な画家・山下清が戦時中に働いていた店でもある。
 私個人の感想では、麺とつゆは平均点。だが、かけそばなら260円と安い! そこそこ美味くて、安いのである。(意見には個人差があります)
 
 そして注目すべきは、鶏の「唐揚げ」だ。名物の「唐揚げそば」には、巨大な「唐揚げ」が乗っているのだ。今回私が頼んだのは、「唐揚げそば」400円に、天ぷら(かきあげ)80円を乗せたものだ。
  
 この唐揚げは、実に大きく、ボリューム満点だ。実は前回に来た時は特に大きく、これより2割大きかった。その時の写真がないのが残念だ。
 
 ちなみに、食券の販売機には「唐揚げ一個」「唐揚げ二個」というボタンがある。そばに「唐揚げ二個」が乗ると、唐揚げの下のそばが食べにくくなるほどだ。
 店は狭いから、混雑時は店の外で立って食べることになるから、結構大変だ。次の写真のように、店外の立ち客も日常の風景だ。
  
 本来なら、そばの器を置いて、「唐揚げ」「天ぷら」の写真を撮りたいところだが、混雑して置く場所がない。 
 立ち食いそば弥生軒は、我孫子駅のホームに2つある。快速の下り1.2番ホーム、快速の上り4.5番ホームにある。同じ経営だから、「かき揚げが品切れになっちゃったけど、隣のホームにならありますよ」と言われ、隣で食べたことがある。
 「唐揚げ」も好きだが、私のオススメは、天ぷらだ。他の店より少し小さいが、海老も入っていて80円とだから割安と言える。だから今回も、「唐揚げ一個」に、かき揚げを追加して480円にした。500円以下で、これは満足できる。
 とはいえ、我孫子まで行くのに、普通列車グリーン車を利用したから、これだけで片道780円×2=1560円になる。
 
 車内販売も何度も利用し、飲み物も4本買った。これを含めて2000円以上の出費、1枚当たり2300円余りの青春18きっぷを有効利用するために、ほぼ同額の出費をしたことになる。
 本末転倒だが、こういうことを平気でするのかマニアなのである。