あけましておめでとうございます。
鉄道ファンは数多い中で、車内販売に的を絞った風変わりなブログ・「車内販売でございます。」をご覧いただきまして、ありがとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
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今回は、日帰りで遠くに行った話。
私は東京周辺に住んでいる。全47都道府県の県庁所在地に行ったことはあるが、北海道や九州四国など遠くへの旅行は、当然泊りがけとなる。
では、日帰りでかなり遠くに行ったのは、どこまでか。パッと思いつくのは、3年半前の『半日での秋田弾丸旅』だ。
7月の日曜、秋田市で何としても行きたいイベントがあった。
しかし、行くには2つのハードルがあった。
ひとつは、この日の午後5時から東京で仕事があったことだ。これは動かせない。
もうひとつは、前日の土曜日は午後10時過ぎまで仕事があったことだ。これでは夜行バスの時刻には間に合わないし、当時運転していた「あけぼの」にも間に合わない。
うーん困った、でも行きたいっ。
そこで、『日帰りの弾丸ツアー』の実施となった。
日曜の朝7時台に、羽田空港から秋田空港まで、飛行機に乗ってひとっ飛びした。1か月くらい前に予約したから、15000円ほどと高くはなくて、まあ許容範囲の金額と言える。
イベントの見学を2時間で終えて、秋田駅に着いたのは正午前。もっと長時間滞在したかったが、仕方ない。すぐ「こまち」に乗って帰ったのだった。
帰りの新幹線は約4時間の長時間乗車だ。普段は何らかの割引切符を使うが、今回は条件から外れて使えない。ならば、と思い切って贅沢をした。
秋田から盛岡までは、「こまち」のグリーン車に乗車。ワゴン販売員から飲み物のサービスがあった。(今は残念ながら廃止された)
盛岡からは、併結している「はやて」に乗り替えた。乗ったのはグランクラスだ。「こまち」のグリーン車と、「はやて」のグランクラスは隣の車両だから、移動は楽と言える。
この「はやて」のグランクラスは、盛岡~東京で席を取ろうとしたら、満席だった。ところが指定券券売機で確認したところ、仙台分割なら取れることが分かり、窓口で頼んだ。
仙台で座席を移動すれば、グランクラスで東京まで買えたのである。結局、こまちと合わせて指定券が3枚になり、金額が入った特急券に「指ノミ券」3枚の発行となった。(金額入りの券は回収された)
私は夕方から仕事だから、グランクラスで酒は飲めない。盛岡から東京間で、コーヒーなどを3杯頼んだ。豪華な座席と丁寧なサービスで、天国と感じた。
ちなみに、無料サービスだと車内販売の利用にはならないから、この時は車内販売の利用はしなかった。
ちなみに秋田から東京までグリーン車とグランクラスを乗り継いだ料金は、ほぼ10000円だった。両方がの料金を足すわけではない。
秋田の現地滞在3時間で、トンボ返りの弾丸旅行だった。もっとも、3割くらいはグランクラスに乗る乗り鉄が、目的とも言えたけど。
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来る1月10日には、更に遠くまで日帰りで旅行することにした。新幹線を使っても日帰りは無理な場所だから、往復とも飛行機を利用する。今年は去年より無茶できないけど。
追加:出かける先は四国・松山です。ずっとこのブログをお読みの方なら、目的は想像つくと思いますが。