ごみ袋の用意【30】 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

 今日は、「ごみ袋」の話。

 車内販売で弁当を買うと、ごみ袋を渡されることがある。

 弁当を買うともらえることが多いが、コーヒーセットを買う時も、ごみ袋をもらえる時がある。



 この写真↑が、JR東日本でよく見かけるコーヒーセットだ。ホットコーヒーに、パウンドケーキがついて400円のセットを頼むと、ごみ袋があると、有難い。

 というのは、細かなゴミが複数出るからだ。

 砂糖を入れれば「砂糖の袋」、ミルクを入れれば「ミルクの空き容器」がゴミになる。パウンドケーキを食べれば袋がゴミになる。

 全部飲み食いが終われば、コーヒーカップ、またはパウンドケーキの袋に入れれば良いのだろうが、少しづつ飲んで食べる場合は、とりあえずテーブルの上に置いておくしかない。

 ところが、いつのまにかミルクの空き容器を倒してしまって、中に少し残っていたミルクがテーブルに、ついてしまうことがある。


 車内美化にもつながるので、ビニールのゴミ袋があると、助かる。
 車内販売王国・JR九州では、コーヒーだけ頼んでも、ビニールがもらえることが多い。各社、考え方の違いがあるようだ。


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 首都圏を走る普通列車グリーン車でも、車内販売を行っている。

 弁当は無いが、缶コーヒー、ペットボトルのお茶、ビールなどの飲み物と、つまみ類、パンが売られている。

 普通列車グリーン車では、特急のホットコーヒーのように、小さなゴミがたくさん出るようなことはない。だから、ごみ袋の配布は、ほとんど行われていない。

 しかし、7月に珍しくゴミ袋をもらった。

 私は福島の磐越西線に乗った帰りに、やや落ち込みながら宇都宮線のグリーン車に乗っていた。小金井駅からグリーン車に乗務したのが、凄腕アテンダントさんだった。今まで何度も凄い技を繰り出し、驚かせてもらった「技のデパート」のようなアテンダントさんだ。

 今までに、たとえばこんな技を見せてくれた。

「車内料金にするために、両替しましょうか」
http://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-11768079784.html

「後ろ向きに車内販売」
http://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-11756442255.html


 この凄腕アテンダントさんから、ビール280円とカマボコ350円を買った。当初の予定では、大宮で一旦降りて、駅ナカで弁当を購入、そして次の電車に乗ることにしていた。しかし顔見知りの凄腕アテンダントさんだから、そのまま乗ることにした。

 そこでチューハイを、もう1杯頼むことにした。

 するとゴミが増えるのに配慮して、ビニール袋を渡してくれた。そのビニール袋が、この写真だ↓。



 キチンと三角に折って、常に携帯していたのだ。必要な時に、パッと取り出せるようにしていたわけだ。

 必要な時に「ごみ袋を持ってまいります」では、時間も手間もかかるため、小さく折って、すぐ渡せるように常備していたのだ。

 ゴミ袋を常に持つということは、「技」というよりは、「心構え」の領域だろう。このような素晴らしい「心構え」を持つアテンダントさんが在籍しているのは、非常に嬉しい。