「フジサン特急」に乗ってきた | 車内販売でございます。

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 3年目に突入した「車内販売でござます。」、今回は富士急行の「フジサン特急」を取り上げる。

 山梨県の大月から、河口湖までを結ぶ私鉄が、富士急行線だ。富士山への観光客も多く乗車する観光路線となっている。

 7月上旬に乗車した時の様子である。


【1】新型車両





 フジサン特急は、2001年にJRで走っていたジョイフルトレイン車両が、富士急行に登場して以来、走っている。 

 更に昨年からは、小田急の元あさぎり車両を改造した車両も導入された。今回乗ったのは、この新しい8000系車両だ。↑

 ちなみに、途中ですれ違った旧型車両は、こちら↓。




【2】座席




 座席は広々としていて、快適だ。リクライニングシートで、テーブルも出せる。富士急行は、全区間乗っても50分程度だから、十分すぎる座席と言える。




 車両の端には、こんなロングシート(?)部分もあった。





【3】展望車両

 3両編成の2号車3号車は自由席だが、1号車は座席定員制の展望車両となっている。1号車は、着席整理券100円が必要となる。




 展望車両には、ラウンジ席がある。空いていれば、広いソファーで十分くつろげる。




 キッズ運転席も、1号車についている。下りだと、運転士気分になれる。

 1号車でも座席は同じで、指定席ではなく定員制だ。しかし、多くの客が自由席を利用するため、100円払ってこちらの車両に乗るのがお勧めだ。



【4】メニュー

 フジサン特急には、車内販売がある。

 その販売品目の一覧が、座席に用意されている。




 缶コーヒーや、オレンジジュースは、自動販売機と同じ130円。ビールは260円だから、高くはない。ノート200円、ボールペン500円は、記念品としては手ごろだと思う。




 扇子500円、鉄下430円も販売。写真つきとはいえ、「鉄下」で通じるようだ。


【5】買った品物

 飲み物・食べ物は、往きに乗った水戸岡車両の「富士登山電車」で買ったから、今回はグッズを購入した。



 

カゴを提げて、女性の車掌さんが巡回してきた。何にしようかな・・・迷ったが、2点買った。


 1つ目は、メジャーだ。テーブルの幅が何cmあるかを測りたくなり、衝動買いしてしまった。しかし、引き出す時に騒音が響き、使えない。




 クリアファイルも300円で購入。クリアファイルは、安くて保存しやすくて、実用品でもあり、便利だ。


【6】フジサン特急のキャラクター

 車内の至る所に、フジサン特急のキャラクターが描かれている。




 座席のカバーにも、フジサン特急のキャラクター。様々な表情の富士山の絵がある。




 この写真↑は、何かと言うと・・・・・カーテンだ。カーテンが、キャラクターに埋め尽くされている柄なのだ。遊び心、満載と言っておこう。



【6】気づいたこと

 快適な車両で、車内販売も利用できて、私は満足できた。この列車で気づいたことをまとめる。

★外国人が非常に多かった

 この日の「フジサン特急」では、外国人の乗客が3分の1を占めていた。外国人というと、多くの観光地では中国人が大多数だが、ここでは欧米から来たと思われる観光客も多かった。

 登山客らしき乗客は、時間帯が違うためか、見られなかった。


★東京に近い観光列車

 東京から比較的近い場所で、観光列車が走っているのは、鉄道マニアにとっては、大きな魅力だ。展望車両有、車内販売アリ、富士山も見えて、富士急ハイランド等の観光地も多い。

 成田エクスプレスも、休日には乗り入れるが、車内販売ナシで、魅力は半減だが、便利なことに変わりはない。

 これは便利だ。

 もうひとつの観光列車「富士登山電車」も、近いうちに紹介する。