「リゾートビューふるさと」前半 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

 風邪で体力がきつかったものの、何とか復活できた。

 今回は「リゾートビューふるさと」、長野駅から松本を経由して大糸線に乗り入れている観光快速だ。7月上旬に乗車したが、予想の何倍も魅力的な列車だったので、2回に分けて書くことにする。

 

【1】使用車両


 

 「リゾートビューふるさと」は、快速列車として運転される。2両編成の全車指定席車両なので、地元の人より観光客が多い。

 この車両は、ハイブリッド車両だ。ディーゼルエンジンとリチウムイオン蓄電池を組み合わせて、電気モーターを回すそうだ。あまり詳しくない一般の乗客なら、環境に優しい新型車両と理解すればよいだろう。

 

 

【2】展望スペース

 

 

 展望スペースが、列車の先頭と最後部にある。走っている先頭から見る景色は、非常に魅力的だ。

 このスペースは指定席券を持っていれば、誰でも座れる。何せ全車指定席の短い2両編成だ。展望スペースが前と後にあれば、さほど混雑はせずに、大半の時間は空いていた。もし窓際が全部埋まるくらいの混雑度なら、ここで長時間滞在する客が出てきそうだ。


 

 モニターが、車両の上部に設置されている。この画面で、各種案内を表示する時もあるが、全面展望の景色が映し出される。実際は、窓から直接見る景色の方が鮮やかだから、モニターを見る人はほとんどいなかったが。


 

【3】座席

 「リゾートビューふるさと」の座席は、特急と同じようなリクライニングシートだ。前の座席との間隔が、かなり広く、ゆったりしている。ひじの部分からもテーブルが出せるから、普通の特急車両よりも快適な車両と言えそうだ。


 

 松本で、篠ノ井線から大糸線に入る。逆向きに進むことになり、座席を転換する。

 私は長野松本間は、運転士のすぐ後ろの先頭座席だった。方向転換しても「後ろ展望」を楽しもうと思ったが、空いている展望スペースもあるから、座席を転換した。


 

【4】乗車記念

 観光列車だけに、乗車記念になる様々なモノが用意されている。
 ひとつは、記念写真撮影用のボードだ。日付も入っている。帽子も用意してあり、かぶって撮影する人もいる。



 記念スタンプも用意されている。ハガキ大の乗車記念証に、スタンプを押して記念にすることができる。

 


【5】展望室のファイル

 

 鉄道マニアには見逃せないファイルが、車内に置いてあった。観光案内になる資料とともに、珍しい列車の写真が多数掲載されていた。

 


 ファイルを開けると・・・・


 

 かなり昔の特急、珍しい列車の写真が載っていた。一般の観光客には、何の価値もない写真だが、マニアには貴重な写真だ。

 



 この続きは、また次回。