車外断食2日目《2015》 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

 九州で3日間、車内販売以外では何も飲み食いしない「車外断食」をする乗り鉄、今日は2日目に入った。泊まった激安ホテルでは、安いけど美味そうな朝食が用意されていたが、食べる訳にはいかない。

【1】さくら・・・『ポカリスエット』

 2日目の今日は、まずは鹿児島中央から、九州新幹線さくらで出水に。たった24分の短時間の乗車だから、車内販売は来ないかと思っていたが、降りる少し前にワゴンが来た。急いでポカリスエット140円を買って飲む。


【2】肥薩おれんじ食堂・・・『予約制朝食』『ランチトート』

 今回の旅行の最大の目玉とも言えるのが、肥薩おれんじ鉄道の「おれんじ食堂」の乗車だ。今回は、比較的安くて空いていたブレックファスト(朝食)に乗車した。1時間38分で10000円だ。この料金には、乗車券・指定券・お土産代など全て含まれているから、実質6000円の朝食を食べるという感覚だ。

 この肥薩おれんじ食堂だが、正直言って10000円は、ちと高いと思った。しかし、実際に乗車してみると・・・

 「美味い」「親切」「快適」 ・・・非常に満足できた。

 短い文で表現できないから、後日詳細をまとめる。

 

【3】指宿のたまて箱で往復・・・『黒ゴマプリン410円』『コーヒー260円』『クリアファイル260円』『発泡酒さつまゴールド』『知覧茶々丸豆菓子』

 新幹線で鹿児島中央に戻り、「指宿のたまて箱」に往復で乗る。

 往きには、黒ゴマプリンとホットコーヒーを買う。


 帰りの指宿発でも「発泡酒さつまゴールド」を飲む。地元のお菓子「知覧茶々丸」と一緒だ。

 いぶたまでは、客室乗務員の2人は、ホントに一生懸命働いていた。乗客のために休みなく動いていた。鹿児島ベースは、さすがに凄い。


【4】さくら・・・『大隅黒紅いもアイス』310円

 鹿児島中央から新鳥栖まで、さくら408号に乗る。

 6両編成の800系だが、車内販売はある。熊本直前までワゴンは来なかったが、お盆に載せたアイスを持って回ってきたので『大隅黒紅いもアイス』310円を買う。普通のアイスより、話のタネに変わったものを食べたくなる。

【5】かもめ・・・『ビール竹輪セット』『焼きドーナツ』『肥前路弁当』

 新鳥栖から長崎まで787系「かもめ」に乗った。佐賀から長崎までは、追加料金を払ってデラックスグリーンに、ゆったり乗った。

 この列車の客室乗務員さんは、非常に親切で気遣いもしてもらい、感激の連続だった。

 30分ほどして、博多までの帰りも車内販売を利用し、弁当を買った。「肥前路弁当」だ。朝食はしっかりとったが、それ以降はあまり食べてない。博多からの新幹線でも弁当はあるとは限らない。イマイチの弁当だったが、買うことにした。


【6】さくら・・・『ビールセット570円』『ドーナツ・たまごケーキ・リンゴジュース490円』

 今日の宿も、鹿児島中央だ。博多から「さくら」で鹿児島中央に向かう。6回とれる指定券に余裕があったから、4列座席の指定席に乗った。自由席は、帰宅するサラリーマンで混雑するが、指定席は余裕がある。

 まず買ったのは、ビールセット570円だ。

 次に買ったのは、リンゴジュースと定番2つ(ドーナツ、うちのたまごケーキ)だ。うちのたまごケーキは、美味しいからまた食べたくなる。

 面白かったのは、8両編成のさくらに、ワゴンが2台乗ったことだ。担当を4両ずつ分けるでもなく、2台とも1号車の方へ向かう。戻るのも同じ方向なので、1台が私の横を通って1分もしないうちに、もう1台通過して行った。(私は2人子から買って、利用2回とした)


 「かもめ」で弁当食べたから、気分的に余裕はあった。別にラーメン食べたいわけではなく、野菜不足のような気もしない。よしっ、明日も問題なく車外断食を続けられるぞ。

 「おれんじ食堂」で満足して、「かもめ」の接客に感激して、良い気分で寝られる。下車観光ゼロで、乗りまくって利用しまくるだけだから、感激がないと、時間とカネを使って九州に来ているのがむなしくなる。でも今回はそんなことはなく、気持ちよく寝られるぞ。