いすみ鉄道でハロウィーン | 車内販売でございます。

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 11月2日の日曜日に、いすみ鉄道まで出かけた。千葉県の外房線・大原駅から出ている第三セクター路線である。

 いすみ鉄道は、公募の鳥塚社長の下、様々な努力を重ねて勢いがあるローカル線だ。

 今日11月2日まで、ハロウィーン列車を走らせると聞き、3か月ぶりに乗りに行った。

 時間の関係で、大原15:30の普通列車で国吉駅、すぐ急行4号で折り返して大原へ。そして大原16:28の急行5号に乗るという観光無し、乗ることが目的の乗車だ。




 最初に大原から乗った普通列車は、ムーミン列車だ。1両編成だが、おしゃれで新しい。トイレもバリアフリーで真空式。地元の人が多いためか、急行で行われる観光案内はない。



 国吉駅で、ムーミン列車を降りて、すぐ反対のホームに停まっている急行4号に乗り換える。急行4号に乗るために、ムーミン列車でここまで来たのだ。

 急行4号は、自由席はほぼ満員。国吉駅には売店があり、買い物に降りる客もいれば、写真を撮ろうとする客もいる。そんな中で、私が乗ろうとしたら、「急行券お持ちですか」と車掌さんが声をかけてきた。人の出入りが多い中でも、ハッキリ個々の客を見ているのがわかる。乗客の様子を見ているから、適切な案内ができるのだろう。




 列車の中はハロウィーンの装飾が。素朴なローカル線の雰囲気を壊さない程度の装飾だ。

 乗客の一部は、帽子などハロウィーンの格好をしている。

 乗ったらすぐ、仮装した乗務員が、飲み物のサービスを勧めてきた。無料で「赤ワイン」「白ワイン」「ジュース」のいずれかを進呈するとのこと。別売りの料理・おつまみの類はなさそうだったので、私は「有料でいいから両方ください」とお願いした。無料のものは車内販売と扱わないことにしており、これはグランクラスやスーパービューお踊り子グリーン車の無料ドリンクもカウントしないことにしている。有料だから、ワインで車内販売の利用1回となった。



 お菓子ももらえた。

 急行4号で2杯飲み、急行5号で2杯飲んだ。結構酔っぱらった。

 他に買ったのは、下の写真の右のミニタオル。左は配っていたお菓子の袋。本来は子供向けのようだが、まだ残っていたらしく私ももらえた。駄菓子とはいえ、太っ腹!

 下の写真は、仮装した乗務員がお菓子を配る様子。お菓子を取ろうとすると手が動く!



 豪華な景品もないし、派手な装飾もないハロウィーンだが、温かい手作り感がある。大原まで来るのに時間とカネはかかるが、来て良かったと思った。