7月に用事があり、長野電鉄に乗った。須坂・中野まで出かけるのなら、A特急に乗って車内販売を利用しようと思い、乗車した。
長野電鉄の特急は2種類ある。往きは、元小田急ロマンスカーの特急「ゆけむり」に乗車。帰りには、元成田エクスプレスの「スノーモンキー」を選んで乗車した。下の写真は、須坂駅の車庫に並んだ2つの特急。
往きの「ゆけむり」は、昨年の乗車時と違い、結構混んでいた。夏の日曜日ということもあり、特に先頭の展望席はほぼ満員だった。
展望席でなくても、たった100円の特急料金で、ゆったりした座席に座れるのは気分良い。
注目したのはテーブルだ。窓際の壁から長いテーブルが伸ばせる。隣に知らない客が座る通勤列車には不向きだが、温泉に向かう観光客になら問題ない。
このテーブルの下には「せんぬき」が設置されている。最近はまず見かけない設備だ。
長野駅を出発してしばらくした桐原あたりで、車掌さんが車内販売に来た。販売している品の一覧を見せてもらったら、昨年の乗車時より少なく5種類になっている。
「チョロQ スノーモンキー」1000円
「ピンバッジ」500円
「車両銘板キーホルダー」700円
「花豆(甘納豆・きなこ)」550円
「七味唐辛子」400円
前回は目覚まし時計など数多かったのに。
何か1つ買おうと思い、花豆(甘納豆)を購入。ピンバッジは去年買ったから、とりあえずこれにした。
帰りは、信州中野駅から乗車。須坂に用事があったのだが、使った切符が長野鉄道も乗れる「休日パス」だったから、信州中野まで進んでから戻ることにした。帰りの特急「スノーモンキー」では、車内販売は信州中野発車後と須坂発車後の2回まわってきた。車掌としての業務に支障がない範囲で無理なく行うという発想が感じられる。
帰りの車掌に「唐辛子」くださいと言ったが、売り切れとのこと。長野新幹線の車内にも広告が出ている由緒正しい店の品だ。買えなくて残念。やむを得ず、花豆のもう1種類を購入。
長野駅に到着。
先ほど買えなかった「唐辛子」の宣伝ポスターが目に付いた。定期券売り場で販売中とのこと。売り切れでないのかなと思いながらも、尋ねると、「ありますよ」とのこと。車内販売ではないが、よしっ、購入だ。
長野電鉄の改札口付近には、地元の食品類を売っている。代金は改札の係員に払うことになっている。新幹線も走る県庁所在地の駅にしては、何というのどかさだ。
ジュースとせんべいも購入した。生産者を見ると、零細業者というよりは、個人の名前が書いてあったりする。地元の振興につながる一つの手段になっているようだ。
昨年に利用した時の記事はこちら。
「ゆけむり」
http://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-11744025558.html
「スノーモンキー」