いすみ鉄道(前) | 車内販売でございます。

車内販売でございます。

車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

 千葉県のローカル線・いすみ鉄道に乗りに行った。外房線の大原から上総中野まで走る。現在は、公募の鳥塚社長の下で、様々なイベントや対策を実施して、活気がでている。

 今まで、すぐ行ける距離にいながら、いすみ鉄道には一度も乗ったことがなかった。車内販売もしているようだし、青春18切符も2回分余っている、よし行こう!!


 8月9日の土曜日、大原駅に行った。大原駅の自動販売機で、1日乗車券1000円と急行券300円を購入した。私は自動販売機の簡素な切符でも気にしない。

 大原駅13:52発の急行3号で、2両編成だ。前のタラコ色の車両はキハ52、一般客が乗る自由席車両だ。

 昔は大糸線を走っていた車両だが、当時の雰囲気をそのまま出すために、国鉄色あずさのポスターの中刷り広告をつるしていた。

 ボックスシート主体だが、ロングシートもある。乗車率は50~60%で、4人用ボックスシートは、たいていは2~3人が座っている。

 車内には、イベント用のアサヒビールをPRするちょうちんが多数つるしてある。カーブで揺れると、ちょうちんも大きく揺れて、座っていると頭にかすめる。

 車内は改造されて冷房が入っているが、昔からの扇風機がある。JR西日本って書いてある!当時のままだ。 扇風機は自動的に回るのではなく、押しボタンを押して回すのだが、若い人にとっては新鮮のようだった。



 車内に入ってすぐの場所には、テーブルがある。ここに置いてあるのは、車掌が配布する乗車記念スタンプ、観光パンフレット・いすみ鉄道のパンフレットだ。

 この車両・キハ52の車両オーナーとして、5万円を寄付した方の名前一覧も掲げられている。5万円というのは高額であり、よほど好きでないと寄付できないと思う。これが何十人もいるのだから凄い。


 大原駅を発車して5分ほどで、ジェラート(アイス)の車内販売が回ってきた。小さいカップ入りで200円、暑い日に冷たくて美味しかった。

 なぜジェラートの車内販売があったかというと、実はこの2両編成の後の車両は、「お手軽イタリアン列車」の食堂車として運転されていたからだ。

http://www.isumirail.co.jp/gurume/1914

 大人2人だと5500円で、比較的手ごろな値段だ。

 このような列車が併結されていて、アイスも積んでいたから、ついでに一般車両でも車内販売しようかということのようだ。結構客は乗っていたのに、買ったのは私一人だったが。


 続いて車内販売のカゴがやってきた。アテンダントさんが、カゴにグッズを載せて車内を巡回してきた。

 
 お茶やコーヒーは無く、記念グッズの販売だ。キーホルダー、小銭入れなどがあったが、私は500円でミニタオルを買う。(ちなみに背景は、元祖ローカル線本舗で買った三陸鉄道のバッグ)


 国吉駅に到着した。この駅で、5分ほど停車する。私は、車外に出て写真を撮った。そして売店で「い鐡揚げ」せんべいを買う。ムーミングッズも多数販売していたが、私はムーミンには興味はないのでパス。


 大多喜で、、「お手軽イタリアン列車」は終了。大勢降りていった。これで車内が空くかと思ったら、降りたのと同じくらいの人数が乗ってきた。鉄道マニア風の人もいるが、親子連れや女性グループもいる。この列車だと、終点の上総中野から小湊鉄道の接続は非常に悪いので、何だ?と思って乗り続けることに。

(続きは↓)

http://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-11907980310.html