フレッシュひたち | 車内販売でございます。

車内販売でございます。

車内販売を17年で12000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

 上野から発車する常磐線の特急には、停車駅が少ない「スーパーひたち」と多くの駅に停まる「フレッシュひたち」がある。車両は同じ新型車両だ。




 「スーパーひたち」は、原則上野・水戸間ノンストップの速達タイプで、いわき行き。

 「フレッシュひたち」は、水戸まで柏・土浦・石岡・友部に停車する。勝田行きが多いが、一部は高萩行き、土浦行きもあり、いわき行きも1往復ある。

 

 車両は新型で、実に快適だ。リクライニングシートは、さほど柔らかくないが、長時間座っても疲れにくい。各座席に電源のコンセントがついている。通路側でもコンセントが使えるのは、ありがたい。

 幸いなことに、車内販売ありが原則だ。昼間の列車、スーパーひたちは全列車車内販売がある。車内販売がないのは、上野発の下りだと、夜の下りのフレッシュひたち49,55,67,71,73,75,77号。上野行きの朝の上りフレッシュひたち2,4号もない。

 1号車から6号車の指定席は、空席が多いが、帰宅する会社員に人気の自由席の7号車から10号車は、たいてい立ち客が出る混雑だ。上野から柏や佐貫なら、自由席510円/指定席1030円だから自由席に座りたくなるのも自然なことだが。


 車内販売で売られている品物は、他の列車と基本的に変わらない。

ホットコーヒー310円(大カップ400円、スイーツセット400円)

ミネラルウォーター130円(フロムアクア)

緑茶(冷たいもの・150円)

コカコーラ(140円)

缶ビール(280円~)

缶チューハイ(240円)

ジャガリコ(140円)

アイスクリーム(270円)

この他、時間帯によっては弁当も売られている。


 車内販売の担当は、高崎線と同じ担当部署だ。

 だから、高崎線で売られていた「だるま弁当」が、フレッシュひたちで売られていたこともある。(詳しくは↓)

http://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-11762860634.html

 6月に乗った時には、昼の12時ごろ「草津」に乗ってサンドイッチを買い、その日の夜の10時ごろフレッシュひたちで飲み物を買ったら、何と同じ販売員だったということがあった。(休憩はとっていると思うが、10時間以上の勤務、お疲れ様)


 興味をひくのは、夕方の下りフレッシュひたちだ。

 車内販売のワゴンは、基本的に後方の1号車から進む。先に巡回する指定席に時間をとられるので、自由席の客はなかなか車内亭販売を利用できない。

 経験的に、慣れていて手際の良い販売員は、どんどん先の車両に進む。逆に、慣れていない販売員、のんびりしている販売員は、実に遅い。

 発車して約20分の柏までに、何号車までワゴンが進んだかを調べたところ、こうなった。

【平均的】比較的空いている指定席1~6号車まで車内販売完了。これから混雑する自由席に進むくらい。
【最高記録】気合が入っていて非常に手際の良い男性販売員は、9号車まで進んだ。20分で9号車というのは、すごい。

【最低記録】ワゴンは1号車から4号車までしか進まなかった。5号車以降はこれから。のんびりしすぎだ。

 夕方のフレッシュひたちは、上野から20分の柏、32分の佐貫、45分の土浦で多くの乗客は降りる。だから、30分たってワゴンが来ても、ほぼ無意味になってしまう。

 佐貫が近づくと、自由席車の10号車方面から、下車駅の階段が近い指定席車両方向に歩く人が出て、車内販売のワゴンがなかなか進まない。だからこそ、柏までに指定席6号車までは、進めてほしい。そのためには、上野発車と同時にワゴンを進めて欲しい。


※フレッシュひたちは、2015年3月のダイヤ改正からは、列車名が「ときわ」になりました。そして残念なことに車内販売が終了しました。