北海道遠征・3日目 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

 北海道への車内販売利用の旅、最終日の3日目になった。

 今日の朝食は、宿泊先の札幌東急インで、バイキング朝食をとった。割引で1200円で食べ放題なのは魅力的だし、野菜が無性に食べたくなったためだ。といって、コンビニでパック野菜を食べては、北海道に来た解放感が消滅してしまう。車内販売で弁当を食べるのも良いが、苦しんで弁当食べるのは、もういい。

 東急インの前に路面電車が走っている。実は、私は路面電車に特に興味はないが、大部分は乗車したことがある。函館、東京(荒川線)、東京(世田谷線)、富山、福井、京都(嵐山線)、大津(京阪)、岡山、広島、高知、松山、熊本、鹿児島、長崎。未乗車なのは、大阪(阪堺)、富山(ライトレール)、高岡(万葉線)、豊橋、そして札幌だ。未乗車を一つ減らそうかと思ったが、そんなことまで熱中すると、カネと時間がなくなりそうなのでやめた。



 今日は、まだ車内販売を利用していない「スーパーとかち」と「スーパー北斗」に乗ることにした。

 札幌を8:02に発車する「スーパーとかち1号」は、連休明けでかなり空いていた。指定席4両・自由席1両あわせて20人くらい。

 新札幌を発車した時にワゴン販売の案内はあったが、なかなか来ない。発車して38分の追分駅で、札幌行の「スーパーとかち2号」に乗り折り返す予定のため、追分到着5分前に自由席からワゴンに出向いて行った。

 グリーン車の横の準備室にワゴンがあり、これから販売に回る直前だった。 私は、ポカリスエット130円を買って、すぐ降りる。


 5分ほど経って、札幌行の「スーパーとかち2号」が到着して乗る。すぐ準備室に向かうが、ワゴンの品は全て撤去されており、利用はできなかった。

 それでは、ということで次の停車駅南千歳で、27分後に「スーパー北斗1号」に乗ることにした。

 スーパー北斗で買えるかもしれないというのが一つ。もう一つは、トワイライトエクスプレスを見るためだ。

 一昨年に札幌発でトワイライトエクスプレスのA個室ロイヤルに乗ったが、青森県内の集中豪雨で10時間以上の遅れる見込みとなってしまった。仕事に遅れてはマズイので、泣く泣くロイヤルを放棄して、新青森から新幹線で東京に戻ったことがある。もうすぐ廃止されるという噂があり、見るは今日が最後になりそうだ。


 南千歳から「スーパー北斗1号」に乗り、車内販売準備室に向かった。すると、ワゴンから商品を片付ける直前だった。「どうぞご利用ください」と言われたので、何とかクリアファイル250円を買うことができた。

 札幌から、折り返しの「スーパー北斗8号」に乗車。到着25分前なのに、札幌駅のホームには、自由席に長い列が。これでは、今から並んでも、座れそうもない。更に北海道の特急は、自由席に車内販売が回ってくるのが1時間近くたってしまう。そこで、南千歳までグリーン車に乗ることにした。


 ワゴンは1号車からで、グリーン車に来る直前に、下車する南千歳が近づいた。↑上の写真は、スーパー北斗のワゴン。゜

 この「スーパー北斗」のグリーン車は、非常に力のある客室乗務員が乗車していた。

 乗客に挨拶をしたのだが、車両の前方には私を含めて2人だけ、多くは中央と後ろの方に座っていた。普通なら車両の一番前に立って「本日はご乗車ありがとうございます」などと挨拶するのだが、.中央より少し前に立って挨拶した。ただし、前方の私を含めた二人には挨拶前に、深々とお辞儀をしたから、丁寧さが伝わってきた。

 そしてグリーン券の拝見と、無料の飲み物の注文取りに来た。私が南千歳までの短距離乗車と分かると、「すぐお持ちします。少々お待ちください」と言って、他の客室乗務員に連絡。1分ちょっとでコーヒーが到着した。何と素晴らしい応対と連携だ。グリーン車に乗って良かった!

 昔、函館から大沼公園までグリーン車に乗ったところ、「短距離ですから、飲物は間に合わないですね」と言われて、飲み物の注文を取ってもらえなかったことがある。ずいぶん違うと思った。(ちなみにその時は、グリーン車の他の客には、大沼公園到着の5~6分前に飲み物を渡していて、何だこりゃと感じたものだ。)

 無料のコーヒーを飲んでも、「車内販売の利用」とは言えない。そこで、すぐそこまで近づいてきたワゴンから、クリアファイル250円を買った。


 帰りは新千歳空港から13時発のJAL。だが、空席待ちが出るほどの満席だった。

 今日3日目は、車内販売の利用は3回・・・・になるはずだが、東京に戻って4回追加利用した。実は今日5月7日は、私が持っている普通列車グリーン定期券の有効最終日だ。いつもの車内販売を利用していると、日常に戻ったと実感した。


 今回の北海道では、1日目3回、2日目8回、3日目3回の合計14回、車内販売を利用した。他の地域では見られない点、たとえば何を売っているのか明確に示してある点は、立派だと思った。

 この車内販売品目一覧は、JR北海道のホームページからダウンロードできる。

http://www.jrhokkaido.co.jp/network/syahan/  

http://www.jrhokkaido.co.jp/network/syahan/pdf/syahan201404.pdf