小説「教誨」柚月裕子

 

小学館

 

『孤狼の血』等、飛ぶ鳥を落とす勢いの柚月裕子最新文庫。

自分の娘と、さらに同年代の少女も殺害した死刑囚の女性と、

数回しか会ったことがない遠縁の女性が主人公。

死刑囚の女性がなぜ二人の少女を殺害するに至ったのか、

ということが最大の焦点になるわけですが、

言わんとすることはわかりますが、

それを文章として表現するのはちょっと難しいですね。

 

クローバー60点